55歳から漫画を描き始めたナランフジコさんによる、熟年夫婦の生活を描いたマンガ。
フジコさんの夫は、2回目に訪れた観光地の景色を見ても、まるで初めて見るかのように感動できるそうです。そんな夫を見て、フジコさんはあることが心配になり………。
いまさら不安になったのですが…
フジコさんの夫は、年のわりに若く見られるそう。フジコさんはその理由を、夫のフレッシュな感覚のせいでは? と考えます。しかし、同時にあることが不安になり……。
フジコさんの夫は、喧嘩をしても秒で忘れてフジコさんに話しかけてくるそう。
「喧嘩中なんだけど」
「あー、そうだった。なんで喧嘩してるんだっけ」
こんな調子。
また、観光地の景色に対しても、それが2回目だとしてもまるで初めてのような感動ぶり。
何回も作っている料理にも「こんなの初めて食べる!」と感動。
そんな夫を、まるで赤ちゃんが初めて世界に触れるときのようだと感じるフジコさん。
常にフレッシュな感覚で刺激を受け、感動しているのだろう。年のわりに若いのはそのせいかも? 中2みたいな58歳。
しかし、そんな記憶を消す能力が高いのに、仕事はどうやっているんでしょう……。
急に不安になったフジコさんなのでした。
----------------
フジコさんはふと、夫の仕事ぶりに不安を覚えたようですが、フジコさんの夫さん、日々、いろいろなことに感動しているのだろうと思うと、うらやましくもありますね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/ナランフジコ(56歳)
関西人。毎日を穏やかに笑顔で過ごしたいアラカン主婦。55歳からマンガを描き始める。主に謎な夫のことをマンガにしている。Instagram:@naranfujiko55