子宮内膜症でも入れる保険はある?保険加入時の3つの注意点とは

子宮内膜症でも入りやすい保険

現在進行形で子宮内膜症の状態や他にも持病や既往症がある場合は、通常の生命保険に加入するのは難しいかもしれません。

しかし、下記のような生命保険は子宮内膜症でも比較的加入しやすいため、検討してみる価値はあるでしょう。

子宮内膜症でも入りやすい保険

引受基準緩和型保険

がん保険

持病がある方でも加入しやすい医療保険のメリットや選び方については、下記の記事でもくわしく解説しています。

持病があっても入れる保険はある?4つの選び方のパターンを解説

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、一般的な生命保険よりも引受の基準が緩やかになっている保険です。

告知項目が3〜5つ程度に限定されているため、子宮内膜症の既往歴がある方や、現在治療中の方でも加入しやすくなっています。

ただし、保険料は一般的な生命保険よりも割増されていることがほとんどで、加入してから一定期間は保険金や給付金を満額受け取れない商品もあります。

そのため、一般的な生命保険への加入可否を確認してから、引受基準緩和型保険を検討した方がよいでしょう。

引受基準緩和型保険のメリット・デメリットについては下記の記事をご覧ください。

引受基準緩和型保険とは?入るべきかメリット・デメリットや選び方から解説

がん保険

がん保険とは、がんと診断されたり入院や手術をしたりした場合に、給付金が受け取れる保険です。

がん保険の告知項目は一般的な医療保険とは異なり、がんと関連性のある病気に限定されています。

そのため、過去にがんにかかったことがある場合や、保険会社所定の病気に対する既往歴がある場合を除けば、子宮内膜症でも加入できる可能性があります。

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子宮内膜症の方でも利用できる公的保障制度

下記の制度を利用することで、医療費の負担を軽減できます。

子宮内膜症の方でも利用できる公的保障制度

高額療養費制度

医療費控除

高額療養費制度

高額療養費制度とは、1ヶ月(1日〜月末)の間に医療機関や薬局の窓口で支払った金額が、年齢や所得に応じて定められている「限度額」を超えた場合に、超えた分の払い戻しを受けられる制度です。

高額療養費制度を活用すれば、1ヶ月で医療費が数十万円かかったとしても、実際に自己負担する金額は数万円程度で済む可能性があります。

具体的な計算方法や申請方法は、下記の記事をご覧ください。

高額療養費制度はいくら以上から適用?申請方法や年代別の計算方法をわかりやすく解説

医療費控除

医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計額が一定額を超えた場合、超えた分の所得控除を受けられる制度です。

課税対象となる所得が減ることで、所得税や住民税の負担を軽減することが可能です。

医療費控除の対象や具体的な申請手順が気になる方は、下記の記事も参考にしてみましょう。

確定申告の医療費控除とは?いくらからもらえるのかシミュレーションや申請方法を解説