3.過去の合格基準と合格率の推移

合格基準

歯科衛生士国家試験の例年の合格基準は正答率60%です。1問1点で220問出題され、採点除外の問題がなければ、220点満点中132点が合格基準となります。


厚生労働省|歯科衛生士国家試験の合格発表について(第29回、第30回、第31回、第32回、第33回)より作成

合格者数・合格率

前回第33回の試験の合格率は92.4%でした。過去5年間の合格率も92〜96%と9割以上で推移しています。


厚生労働省|歯科衛生士国家試験の合格発表について(第29回、第30回、第31回、第32回、第33回)より作成

前回(第33回)の試験結果

前回の第33回歯科衛生士国家試験の結果は次のようになりました。

 

受験者数

合格者数

合格率

全体

7,950人

7,346人

92.4%

新卒

7,528人

7,157人

95.1%

既卒

422人

189人

44.8%

参考:厚生労働省|第33回歯科衛生士国家試験の学校別合格者状況 より作成

ほかの国家資格同様、新卒者と既卒者では合格率が大きく異なります。歯科衛生士国家試験の場合、新卒者の合格率は95%以上なのに対し、既卒者の合格率は50%を下回ります。

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4.合格後の免許申請手続き

合格後は免許申請の手続きをおこない、歯科医療振興財団によって歯科衛生士名簿に登録されることで、免許証が交付されます。合格発表から免許証の交付まで時間がかかるため、合格後は早めに申請手続きをおこないましょう。

合格後、職場によっては登録済証明書の提出を求められる場合もあるので、必要な場合は発行してもらいましょう。

提出書類

〈必須書類〉

免許申請書(財団が各学校に配布した申請書用紙を必ず使用)合格証書の写しまたは合格証明書住民票の写しまたは戸籍抄(謄)本診断書医師の診断書(申請書に添付されているものを使用)収入印紙 9,000円(申請書内に貼付)郵便振替払込受付証明書(郵便局などで登録手数料4,750円を支払い申請書に貼付)

※日本国籍を有していない場合は以下の書類は必要

中長期在留・特別永住者: 国籍等の記載がある住民票の写し短期在留者:旅券その他の身分を証する書類の写し

参照:一般財団法人 歯科医療振興財団|歯科衛生士登録 、一般財団法人 口腔保健協会|新しい歯科衛生士のために

試験・免許申請に関する問い合わせ先
一般財団法人 歯科医療振興財団
電話番号 03-3262-3381
FAX番号 03-3262-2179
〒102-0073
東京都千代田区九段北4丁目1番20号 歯科医師会館内

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