ASSOCIATED PRESS/ Mark J. Terrill
黄金に輝く大谷翔平選手のボブルヘッド人形を求めたのは、ファンだけではなかったようです。
彼がデコピンを抱いた人形が先着4万人のドジャースファンに配布されたのは、2024年8月28日(日本時間29日)のこと。
この日は試合開始の10時間も前から、ファンたちが長蛇の列をなしていたことでも大きな話題となりました。
大谷翔平のボブルヘッド人形が欲しかった同僚
DODGERS NATIONによると、大谷選手のチームメイトで救援投手のジョー・ケリー選手も人形を欲しがっていたそうです。
試合開始前、マウンドでストレッチをしていた彼は、人形をゲットしたファンから「ジョー、これをあげるから、君のグローブをくれないか?」と提案をされました。
この日、ジョー選手の息子ノックス君も一緒に練習に参加していたため、彼は快諾。
グローブと大谷選手のボブルヘッド人形をトレードしましたが、練習を終えてロッカーに戻ったジョー選手は驚きました。
なんと選手全員にボブルヘッド人形が配布されていたのです。
結局、ファンと交換したグローブは返してもらえなかったうえに、人形は2体になってしまいました。
その後、悔し紛れにジョー選手は「この人形は高値で売れるから、息子の大学資金にするよ」と冗談を飛ばしていたそうです。
この出来事を同チームのブレイク・トレイネン選手がFoul Territoryで明かすと、世間からは「残念なオチ」「ボブルヘッド人形が2つも羨ましい」「微笑ましいエピソード」「オオタニ人気はチームメイトからもなんだね」「2つ売ったらすごい値段になりそう」といった声が寄せられました。