日韓の文化交流が促進されるなか、両国民同士の恋愛・結婚が年々増加している。その一方では、良からぬ痴態を繰り広げるカップルも少なくない。両国をまたいで繰り広げられる、その狂乱の姿を追った。
◆「路上で殴られ鼻が折れた」日韓カップルの悲惨な実態
日本人女性にとってかくも魅力的に映る韓国人男性だが、実際に付き合うと“落とし穴”も多い。韓国人男性と結婚しひどい目に遭ったのは、ダンサーの洋子さん(仮名・36歳)。
「韓国好きが高じて、給料もさほど高くないソウルのスクールに講師として就職。すぐにイケメンの韓国人の恋人ができたのですが、彼は実家も含め超貧乏。それでもルックスがいいからぞっこんで、すぐに結婚まで発展しました」
だが韓国では家を借りる際に莫大な保証金が必要なため、裕福な洋子さんの実家に頼った。ただ生活費までは援助できないということで、洋子さんが馬車馬のように働き家計を負担。疲弊し、わずか2年で離婚した。さらに、解約し返還されたマンションの保証金をなぜか元夫が持ち去っていったという。
韓国では男女ともに交際相手への束縛が強い傾向にあるという。そのため、ストーカー化や暴力、リベンジポルノもなく円満に別れることを指す「安全離別」という言葉があるほど。優子さん(仮名・25歳)も、受難の顛末を語る。
「留学時代、友達と飲んでいたら彼氏が現れて強制的にタクシーに詰め込まれ、『浮気してたんだろ』と言うので車内でけんかになり、途中で降ろされて道端でボコボコにされ鼻を折られました。相手の親に治療費を請求したら払ってくれたけど、彼の母親から『あのコは感情的なところもあるけど優しいコだからよろしくね』などと言われて……その後、別れるのに3か月かかりました。15分連絡が滞っただけで携帯にGPSを入れられたコもいます」
◆勘違い韓国男の蛮行、性被害も
日本女性からモテすぎて勘違いした韓国男性からの被害談も少なくない。
「友達が韓国人の彼を追いかけてワーホリに行ったら、他の日本人女性と浮気されていた」(ユリさん・仮名・24歳)、「知り合いの娘さんが、アプリで知り合った韓国人男性に会いに行ってヤリ捨てされた」(絵里さん・仮名・48歳)
ソウルに住む彼にサプライズで会い行った美奈さん(仮名・34歳)は、別の日本人女性といる現場に遭遇した。
「実は他にも4~5人ほど日本人の彼女がいるのだと、悪びれず告げられました」
麻実さん(仮名・31歳)は、留学先で交際した男が35歳独身と言っていたが、実際は50歳の既婚者だったという。
「平日しか会えない、歯ブラシが洗面所に10本あるなど不審な点はありましたが……」
突如連絡が取れなくなり破局した後、共通の友人から彼の素性を知らされ、外国人女性ばかりを狙って遊んでいることも知った。
「なかでも日本人はおとなしいから都合がいいと思われていたようです」
そして何と、性被害に遭ったという人も……。雅子さん(仮名・32歳)が話す。
「BTSの追っかけ仲間が、ファンのコと2人で明洞をうろついていたら、美形で長身の韓国人男性に声をかけられたそうです。日本語で『僕のバイトしてるカフェに遊びに来てよ』と言うので翌日訪ねると、客がゼロ。すると厨房からその男と仲間3人が出てきて、襲われてしまったと聞きました。男たちは韓国語で『やってやったぜ!』と言っていたとか。外国だし、油断していた部分があるので本人たちは泣き寝入り。私もその話を聞いて、K-POPファンはやめました」
幻想に惑わされると痛手を負ってしまうようだ。
取材・文/週刊SPA!編集部
―[[残念な日韓カップル]が爆誕中!]―