5.増築の施工事例を費用とともにご紹介
ここからは、実際に行われた増築リフォームの施工事例をかかった費用とともにご紹介します。
こちらの章では、増築が単独で行われたケース・全面リフォームと同時に行われたケースのどちらも掲載しており、ご自身の希望するリフォームにどれくらいの費用が必要なのか・仕上がりはどのようになるのかイメージすることができます。
リフォームプランをより具体的なものにするために、ぜひ参考にしてください。
①子ども部屋の増築(増築工事+水回りの交換)
増築工事:256万円 水回り交換工事:約135万円 外壁塗装:78万円 その他工事:約231万円 |
1階・2階それぞれ約3帖ずつ |
2か月 |
1階・2階につなげて増築 |
【外観】
【間取り図】
購入した中古物件の子供部屋が狭かったことをきっかけにリフォームした事例です。外壁の色も一新することで、増築部分を浮かせずに馴染ませることができています。
出典:https://www.8044.co.jp/gallery/239
②増築工事で浴室サイズアップ(増築工事+ユニットバス交換)
183万円 |
ー |
4日間 |
増築部分外観、浴室 |
1階浴室を増築 |
【増築部分外観】
赤枠部分の若干色が異なっている部分が増築箇所です。40cmの増築で浴室がワンサイズアップしました。
【浴室】
after
窮屈な在来浴室からゆったりと足を伸ばせる最新のユニットバスに交換しました。大きな窓はそのまま残し、太陽の光が差し込む明るい空間になりました。
出典:http://cube-renovation.co.jp/works/597/
③ダイニングキッチンを広々増築(増築+全面リフォーム)
910万円 |
58㎡ |
2ヶ月半 |
増築部分外観・内観 |
1階につなげて増築 |
【間取り図】
ダイニングキッチンの増築のほか、リビングを縮小して洗面室・浴室を新設しました。
【増築部分外観】
after
1階の右側につなげて増築しました。増築部分の屋根や外壁は既存部分に合わせたデザインに仕上げました。
【増築部分内観】
対面キッチンの壁面にはモザイクタイルを採用し、アクセントとしました。また、キッチンカウンターは家具のサイズや色に合わせて収納を設置し、統一感を出しました。
出典:https://www.artreform.com/example/4649/
④お庭にサンルーム増築(サンルーム増築+全面リフォーム)
700万円 |
ー |
1ヶ月 |
サンルーム |
サンルーム |
【増築したサンルームの外観】
after
広々とした庭にサンルームを増築しました。リビングから出入りすることができ、窓ガラスを開けると一体感のある開放的な空間になります。
出典:https://www.artreform.com/example/3124/
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6.増築リフォームの費用を抑えるには?
ここからは、増築リフォームの費用を抑えるための方法についてご紹介します。
増築リフォームを検討しており、費用をなるべく抑えて工事をしたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
①相見積もりをとる
増築リフォームの見積もりを依頼する際は、必ず相見積もりをとるようにしましょう。
相見積もりとは、複数の会社に同じリフォーム内容で見積もりを作成してもらうことを指します。
相見積もりをとることで、リフォームにかかる費用を一括で比較でき、自分の希望するリフォームの適当な価格がわかるため、高額な費用での契約を防ぐことができます。
また、担当者の対応や工事の内容からもリフォーム会社を比較検討することが可能です。
リフォーム会社を選ぶ際は、必ず2〜3社に絞り見積もり依頼をしましょう。
②補助金制度を活用する
増築リフォームでは、決められた条件を満たすリフォームであれば、補助金制度を利用することができます。
以下で利用できる補助金制度をご紹介していますので、ご自身のリフォームが条件に当てはまるか確認し、申請する場合は必ず期限までに所定の手続きを済ませるようにしましょう。
◆子育てエコホーム支援事業
対象のリフォーム工事を行った全ての世帯に、原則最大30万円(子育て世帯や若者夫婦世帯の場合は上限を最大60万円まで引き上げ)の補助金を受け取れる制度。 |
2024年3月中下旬〜12月31日 (予算上限に達すると終了) |
▼詳細はこちらの記事をご覧ください。
【2024年補助金】子育てエコホーム支援事業で賢くリフォームする方法
◆高齢者住宅改修費用助成制度
自宅をバリアフリー改修するときに、介護保険を活用して国から補助金を最大18万円まで受け取れる制度。 |
通年 |
▼詳細はこちらの記事をご覧ください。
介護リフォームで使える補助金は2種類!どんな工事が対象?申請方法は?
そのほか、各自治体が独自に補助金を設けている場合があります。リフォーム工事の際は、一度自治体の補助金も利用できるかどうか確認してみましょう。
③住宅ローン控除制度を活用する
増築で住宅ローンの借り入れをする場合、住宅ローン控除が受けられます。
新築や中古住宅の取得等で住宅ローンを借り入れ、すでに住宅ローン控除を受けている場合でも追加で適用可能です。
また、増築リフォームにおける住宅ローン控除の控除額は、140万円が上限です。
増築リフォームの住宅ローン控除についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
増築で、住宅ローン控除を併用することはできるのか?
▼以下の記事も参考にしてください。
【プロが解説】リフォーム費用を抑える5つのアドバイス!注意点も