画像はイメージ(Flicker/ Jeremy Polanski )
近年、航空機内での迷惑行為が増加し、緊急着陸を余儀なくされるケースが後を絶ちません。
イギリスの航空会社で、酔った乗客が機内で騒動を引き起こし飛行機が緊急着陸しました。
酔っ払い乗客が強制降機
これはイギリスの航空会社イージージェットの機内で起こった出来事です。
ロンドンのガトウィック空港を離陸しギリシャのコス国際空港に向かっていた機体は、乱気流に巻き込まれて激しく揺れていました。
その際、酔った乗客が機長の操縦に不満を抱き、コックピットに侵入しようとしました。
さらにその乗客は通信機を壊し、飛行中にもかかわらず非常用扉を開けようとしていたのです。
機長は安全確保のため、ミュンヘン空港に緊急着陸することを決定。
混乱の中、複数の乗務員と乗客がこの乗客を取り押さえました。
その様子は、乗客の一人が撮影した動画に映っています。
機体が無事に着陸すると、安堵した機内から大きな拍手がわき起こりました。
航空機内でのモラルやルール遵守の重要性が、さらに問われそうです。