画像はイメージ(Flicker/ 02 Nation )
観客はプレーだけでなく、選手の人間性にも目を向けているようです。
2023年8月31日に開催されたUSオープンで、カザフスタンのプロテニス選手のユリア・プティンツェワさんの行動が物議を醸しています。
ボールを受け取ろうとしなかったテニス選手
X(旧Twitter)のユーザー「メレディス・トンプソン」さんが投稿した動画には、プティンツェワ選手とボールガールのやり取りの様子が映っていました。
プティンツェワ選手はコートの端でラケットを足元に振って立っており、ボールガールがボールをバウンドさせて渡そうとしましたが、無視して動こうとしませんでした。
3球目にようやくボールをキャッチしたプティンツェワ選手の行動に、SNSでは「失礼な態度」「悪い模範だ」といった批判が殺到しました。
これを受け、プティンツェワ選手は自身のInstagramで説明を投稿。
「厳しい試合に負けて考え込んでいました」とし、ボールガールに対する不適切な態度を取ったように見えたことについて謝罪しました。
また、「わずか3秒の映像だけで全てを判断するのは恐ろしいことです」と述べ、「物事を一方的な視点ではなく、より多角的に判断してほしい」というメッセージも伝えていました。
試合中に全神経を集中している選手が一瞬考え込むこともあるのでしょう。
短い映像だけで、選手の態度を評価するのは難しいですね。