夏と秋の出逢いを表現

グロリオサは切花でも比較的つぼみが咲きやすい花です。咲いた花を早めに摘み取ると、これから咲く花に栄養がいきやすくなり、つぼみが咲きやすくなります。

摘み取った花はもちろん捨てずに、小さな花あしらいにしましょう。

一輪の花を束にして、色づきはじめたビバーナムコンパクタを添えます。たったこれだけですが、色のマジックで季節の移ろいが伝わる花あしらいになりました。

(広告の後にも続きます)

形の面白さで遊ぶ

お手入れの過程で残った一枝のグロリオサと月桃の実を合わせました。

細身の水差しに、自然に曲がった2本の月桃を向き合うように生けて、四角いフレームのようなシルエットをつくります。そこに葉を全て落としたグロリオサを添えます。

花器は色ガラスのタイプですと、よりアーティスティックな印象に。

ここでは月桃を使いましたが、ユニークな形に曲がった植物を見つけたら、ぜひ挑戦していただきたい花あしらいです。