「着物」はSDGsの最先端
私が着物に関心を持ったきっかけは長女の成人式でした。初めは次女の成人式に向けて着せることを目標にしていましたが、自分が着ることも教えてもらい、少しずつ着物の魅力に気付いていくこと数年。平日はほとんど仕事着ですが、週末は必ず着物を着るようになりました。
私が着る着物は母や親戚が着ていた着物を譲り受けたもの。半世紀以上前に仕立てた着物でも十分に着られますし、帯や小物を変えることで雰囲気がガラッと変わるので飽きることもありません。
また、畳んでしまえるので収納場所を取ることがなく、部屋もスッキリ。「いつかは着られるかも」と無駄にスペースを取っていた洋服は、すべて人に譲ったり、フリーマーケットに出品したりしました。着物は長く着られますし、着なくなっても小物作りやインテリアに生かせるので無駄がありません。私の生活ががらりと変わりました。
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まとめ
着物は洋服と違って着るのに多少のコツは必要ですが、慣れれば最強の体型カバー服になります。また、場所を取らずに収納できます。長く使えるので環境にもやさしくまるで無駄がありません。日本人の体型にピッタリフィットする着物を着て鏡の前に立てば、アラフィフの私も自然と笑顔になりますし、以前よりも出掛けるのが楽しみになりました。
じょうずに着れば、着物で車の運転などをしても着崩れることはありません。今はまだ週末だけの着物生活ですが、さらに着物を普段使いできるようにしていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/湯川 陽
40代。20代で出産した娘が成人式を迎えた矢先、46歳で妊娠。現在、2歳女児の子育てに奮闘中の鍼灸師。太極拳と書道が趣味で、着物を愛するレトロ母。20年前と今の子育ての違いに驚きと新鮮さを感じる毎日。