画像はイメージ(Flicker/ Scott Akerman )
鍋で麵を茹でたり牛乳を温めたりしている時に、沸騰して鍋からお湯が吹きこぼれてしまったことはありませんか。
吹きこぼれを防ぐコツ
吹きこぼれは、でんぷんや脂肪を多く含む食材を煮込んだ際、成分が溶け出して液体の表面に膜を作り、鍋底から生じる泡に押し上げられることで起こります。
吹きこぼれそうになったときに、鍋に水を足す「びっくり水」は一時的に効果がありますが、鍋の温度が上がるとまたすぐに吹きこぼれてしまいます。
こうした鍋の吹きこぼれを防ぐために効果的について、エバラ食品がSNSで紹介しています。
それは、木のスプーンや木べら、菜箸などを鍋の縁に乗せること。
沸騰して泡がいっぱい立ってくると吹きこぼれそうにはなりますが、かろうじて発生しません。
木べらや菜箸を鍋の縁に置くと、泡がぶつかって割れるため、膜が鍋のふちを超えることが出来なくなり、吹きこぼれないのです。
ただし、火力が強すぎると泡の勢いが強すぎて吹きこぼれを防げないこともあります。
また、菜箸や木べらが焦げてしまうこともありますので、試してみるときは注意してください。
出典:エバラ食品