夫婦関係に変化が起こる
病院に着いて子どもの検査をしている間、友人はずっと泣いていました。夫は、泣いている友人に「何もないといいね」とやさしく声をかけてくれたそう。友人は「本当に子どもが大丈夫なら、それだけでいい」と涙を拭いながら言い、2人で診察の結果を待っていました。
そして、先生が出てきて「大丈夫ですよ」と言われて友人は安堵し、無事に家族3人で帰宅します。帰宅するなり夫が
「無事で本当によかった……。ごめんね、診察を待っている間いろいろ考えてたんだけど、君に子どものことを任せっきりだった」
と謝罪の言葉を口にしました。友人は「無事でよかったよ。これからはもっと子どものこと気にかけて欲しいし」と言い、続けて「家事も手伝って欲しいな」と伝えました。
夫は「家事も任せっきりだったね。ごめんなさい」と反省している様子。友人も「私もイライラするだけじゃなく、ちゃんと素直に伝えてればよかったんだよね。ごめん」と、夫と仲直りしたのでした。
その後、友人は夫とごはんを作る日や子どものお風呂を入れる日などを決めるなど、家事や育児を協力し合えるようになったそうです。
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まとめ
友人は不満が爆発する前に、夫に子どものことを見てほしい、家事も協力してほしいと素直に伝えることができていればよかったのかもしれません。しかし後日、この一件によって友人は「子どもを大切に思う気持ちは一緒なんだとお互い気付けた」と言っていました。
子どもが、夫婦がお互いに思いやりを持って相手に接することの大切さを気付かせてくれたのでしょう。私も夫を思いやる気持ちを大切にして、良好な関係を築いていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
著者/岡 世里奈
30代ママ。美容師として10年近く働いた経歴を持つ、2022年生まれの小麦アレルギーの息子を持つ。趣味は手帳を書くことで、自分時間の癒やしとなっている。