ある日、突然襲った謎の口腔内の痛み。最初は虫歯かと思って歯医者を受診したけれど、歯には何も異常はないと言われホッとひと安心。けれど日を追うごとに痛みが増して、1カ月後くらいには笑ったり、ごはんを食べたりするのも苦労する状態になりました。原因不明の痛みの原因を知り、痛みから解放された体験談をお伝えします。
ある朝、起きたら口腔内に謎の痛みが!
いつものように朝起きて軽く伸びをしながらあくびをしたら、あれ? なんだか口の奥に痛み。きちんと歯を磨いてケアしてきたのに、まさか虫歯!と思ってがっかりしました。けれど放っておいても悪化するばかりと思って、早速歯医者さんに予約を入れて受診しました。
ところが私の予想に反して歯は健康そのもの、虫歯はまったくないという診断でした。では、この痛みはなんだろうとちょっと気になりましたが、寝違いのようなものなのかなと思い、まずは虫歯でなかったことに安心しました。
けれど、何日たってもその痛みは取れるどころか日に日に痛くなり、1カ月後くらいには笑ったり、口を開けて食事をしたりするときに、口を開けるだけでも痛みを感じてつらい状態になってしまったのです。
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痛みの原因は歯ではなく、あごにあった!?
ただただ我慢して痛みをやり過ごしながらもなんとか日常生活を送っていたのですが、ある日朝ごはんを食べていたら向かいに座っていた夫が「あれ? 今日顔がおかしくない?」と言ってきました。顔がおかしいとは何事? 失礼ね……と憤慨しつつも鏡を見てみたら、たしかに痛むほうをかばっていたせいか、顔がゆがんでいるというか、左右均等でなくなっていました。
うわあ、これはもう痛みを放っておいたらまずいな……。この痛みはなんだろう、そしてどこを受診したらいいのかなと考えて、ネット検索をしてみることに。そうしたら意外にも同じような口腔内の痛みを感じる女性たちが増えていることがわかりました。
そしてネットを見た感じでは、痛みの原因は歯ではなくあごにあり、いわゆる顎関節症かもしれないと見当をつけました。