狭い部屋でも暮らしを楽しむには、アイデアのあるインテリアが必要です。「たためる」「重ねられる」「多機能である」「持ち運べる」という4つの特徴別に、家具と日用品20点をピックアップ。第5回目に紹介するアイテムは、たためるブックスタンド、〈レデッカー〉の「ブナ材ブックスタンド」です。
たためるインテリア
温もりのある佇まいが部屋に馴染むブックスタンド。
重く大きい本を置いても安定感のある、〈レデッカー〉のブナ材ブックスタンド。ストッパーでページを固定でき、写真集などのお気に入りのページを開いたままインテリアとして飾る使い方も。本の背があたる部分には桟が設けられ、文庫本やタブレットも置ける。折りたたみ時は平たくなるので、本とともに棚に差して収納したい。[W330×D200×H270mm、折りたたみ時 H60mm]各¥6,050(レデッカー/ギャラックス貿易 03‒3766‒1144)
photo:Isao Hashinoki(nomadica) styling:Mari Nagasaka
&Premium No. 130 LIVE SMALL & WELL / 小さな家に暮らす。
デメリットとも受け取られがちな「小さい、狭い」という条件は、見方を変え、工夫を凝らすことで、快適な暮らしをもたらすメリットになります。例えば、コンパクトな居住空間ゆえに、必要なものをきちんと見極められるようになる。また、何がどこにあるかが明快で手に届く範囲にあるというのは、とても気持ちのよいことです。そして生活全体の見通しがよくなると、やがて暮らしや生き方までが、すっきりとしていくように思いませんか。今号は「小さな住まい」に暮らすことについて考える一冊。限られたスペースに開放感をもたらす家を建てたり、賃貸の小さな部屋を自分らしく整えたり。コンパクトな暮らしをあえて選びたくなるような、楽しくて小さな住まいの実例集です。
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