うろこ状の水垢の掃除方法

鏡に水や洗顔料、ボディソープなどが付いたまま放置をしてしまうと、うろこ状の水垢となってしまうことがあります。
うろこ状に付いた水垢はアルカリ性なので、酸性のもので掃除をするのが有効です。
それでは、うろこ状の水垢の掃除方法を詳しく解説していきましょう。

新聞紙で掃除する

うろこ状の水垢が軽いものなら、新聞紙で手軽に落とすことができます。
用意するものは、水で濡らした新聞紙と乾いた新聞紙だけでOKです。
まずは新聞紙全体を水で濡らして鏡を拭きます。
この時、鏡全体を拭くことを意識すると鏡に付着した汚れが落ちやすいです。
次に、乾いた新聞紙で鏡を乾拭きします。
すると鏡に付着した軽度のうろこ状の水垢を落とせます。
新聞紙だけで手軽に鏡のくもりや汚れを落とせる方法なので、水垢が軽度な場合におすすめの方法です。

クエン酸もしくはお酢で掃除する

新聞紙が家にない場合には、クエン酸もしくはお酢で掃除をする方法もあります。
用意するものは、クエン酸小さじ1、水200cc、スプレーボトル、キッチンペーパー、ラップ、乾いたタオルです。
クエン酸ではなくお酢を使う場合、お酢と水を1:1で混ぜた液を用意しましょう。
新聞紙に比べて用意するものは多いですが、どれもすぐに用意しやすいものばかりです。
水で溶かしたクエン酸もしくは割ったお酢をスプレーボトルに入れます。
スプレーを鏡全体に吹きかけます。
まんべんなくスプレーがかかったら、鏡にキッチンペーパーを貼ってパックしてください。
貼り付かない場合には、上からスプレーをすると貼り付くようになります。
さらにその上からラップを重ねて、1時間ほどパックをしましょう。
1時間経過したらパックを取って、そのパックで鏡を磨きます。
その後、シャワーで鏡を洗い流して乾いたタオルで拭いてください。
うろこ状の水垢がこびりついてしまっている場合には、半日ほどパックしておくと水垢が落ちやすいです。

水垢落とし専用の酸性の洗剤で掃除する

新聞紙やクエン酸などでうろこ状の水垢を落とせない場合には、専用の洗剤を使ってみてください。
水垢落とし専用の酸性の洗剤なら、アルカリ性の頑固な汚れを落としやすいです。
用意するものは、水垢落とし専用の酸性洗剤、スポンジ、キッチンペーパー、ラップ、ゴム手袋です。
まずは、お風呂場の窓を開けたり換気扇を回したりして換気をするところからスタートです。
ゴム手袋を装着したら、スポンジに水垢落とし専用の酸性洗剤を付けて鏡全体に塗布します。
全体に洗剤が付いたら、キッチンペーパーで鏡を覆います。
その上からさらにラップをし、乾かないようにパックをしてください。
水垢の状態に合わせて、30分~1晩置きます。
ラップとキッチンペーパーを剥がしたら、鏡をスポンジで磨いてシャワーでしっかりと洗い流しましょう。

研磨剤入りのスポンジを使う

水垢落とし専用の酸性洗剤でもうろこ状の水垢が落ちない場合には、研磨剤入りのスポンジを使いましょう。
しかし、研磨剤入りなので鏡に細かい傷が付いてしまうので、この方法は他の方法で汚れを落とせなかった場合に試すことを推奨します。
研磨剤入りのスポンジを使用する場合には、購入した研磨剤入りのスポンジの説明に従って掃除を行ってください。

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白い粉末状の水垢の掃除方法

次に、白い粉末状の水垢の掃除方法を紹介します。
うろこ状の水垢はアルカリ性でしたが、白い粉末状の水垢は酸性です。
そのため、アルカリ性のもので掃除をするのが有効です。

研磨剤入りの歯磨き粉で掃除する

白い粉末状の水垢が軽い汚れの場合には、研磨剤要りの歯磨き粉を使って汚れを落とすことができます。
用意するものは、研磨剤入りの歯磨き粉、柔らかい布、乾いたタオルの3つです。
まずは柔らかい布に歯磨き粉を2cmほど付けます。
布に歯磨き粉をある程度馴染ませ、水垢を優しくこすってください。
汚れがとれたらシャワーで洗い流します。
最後に、乾いたタオルで鏡に付いた水気を拭き取って完了です。

重曹水で掃除する

重曹は、弱アルカリ性です。
汚れが頑固な場合には、その性質を持った重曹で白い粉末状の水垢を掃除しましょう。
用意するものは、重曹小さじ1、水100ml、スプレーボトル、キッチンペーパーの4つです。
水と重曹を混ぜ、溶けたらスプレーボトルに入れ替えます。
重曹水を入れたスプレーボトルを、白い粉末状の水垢に向かって吹きかけてください。
次に、キッチンペーパーで水垢部分が隠れるように5分ほどパックします。
あとは、キッチンペーパーで汚れを拭き取ってからシャワーで洗い流せばOKです。
汚れがこびりついてしまっている場合には、半日ほどパックをしてみてください。