照明器具によっても違う!?電球の選び方を知ろう!

電球の選び方は、明るさや光の広がり方など以外にもあります。
シャンデリアやスタンドライト、ブラケットライトなど、照明器具によっても電球の選び方に違いがあるのです。
口金(くちがね)とは、照明器具を取り付けるための金属部の名前です。
照明器具によって電球の口金サイズが異なるため、その照明器具に合う口金を選ばなければいけません。
メインライトに使われている口金は主にE26口金です。
E17口金は、間接照明やダウンライト、シャンデリアなどに使われています。
また、ヨーロッパ製のペンダントライトやブラケットライト、シャンデリアなどではE14口金が使用されることがあります。
口金サイズの確認方法は、口金の直径を定規で計るだけでOKです。
口金にメジャーを巻いてサイズを確認することもできます。
直径26mm、外周81.6mmならE26口金の電球を選びましょう。
また、直径17mm、外周53.3mmならE17口金の電球を選んでください。

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電球の色、形状、種類、適した器具を知ろう!

照明器具の種類は様々あります。
その種類によって明かりの広がり方が異なるため、用途によって適した照明器具を使うのがおすすめです。
どのような照明器具があるのか、照明器具の種類ごとに見ていきましょう。

シーリングライト

シーリングライトは、リビングや個室などのメインの照明として主に使われている照明器具です。
空間全体をおおよそ照らしながら広範囲まで満遍なく左右・下方向へと照らすことができます。
電球の色は、落ち着いた明るさの温白色がおすすめです。

シャンデリア

シャンデリアは、リビングやダイニング、個室などで使われているオシャレな照明器具です。
程よい範囲の空間全体を照らすことができます。
電球の色は、好みや用途によって温白色または電球色を使い分けるのがおすすめです。
明るい部屋にしたい場合は温白色、ダイニングや寝室などで落ち着いた暖かみがある部屋にしたい場合は電球色がおすすめです。

ペンダントライト

ペンダントライトは、キッチンやダイニング、トイレや玄関などで使われることが多い照明器具です。
空間全体を広範囲に明るく照らせます。
電球の色は、好みや用途によって電球色または昼白色を使い分けるのがおすすめです。
玄関やダイニング、トイレなどで使用する場合は電球色、キッチンでは昼白色がおすすめです。

ダウンライト(縦取り付け)

縦に取り付けたダウンライトは、シーリングライトやシャンデリアの補助照明として使われることが多い照明器具です。
玄関や廊下、脱衣所などの狭くなりがちな場所では、メインの照明器具として使用されることもあります。
縦に取り付けた場合は、空間全体をおおよそ照らしながら広範囲まで満遍なく左右・下方向へと照らすことができます。
「メインの照明器具の明るさが足りない場合の補助照明としての使用」や「手元・足元に明かりが欲しい場所での使用」がおすすめです。
電球の色は、温白色または昼白色を選んでみましょう。

ダウンライト(横・斜め取り付け)

横もしくは斜めに取り付けたダウンライトは、縦に取り付けた場合よりも広範囲を照らすことができます。
玄関の足元照明、リビングや寝室などでムードを演出するための間接照明として使われることが多いです。
どこに光源を置くかで、異なる雰囲気を演出できます。
高い位置に設置した場合は部屋に奥行きが生まれ、低い位置に設置した場合は落ち着いた雰囲気になります。
電球の色は、温白色または昼白色がおすすめです。

ブラケットライト

ブラケットライトは、壁に取り付けて使用するおしゃれな照明器具です。
リビングや寝室の補助照明、洗面所や廊下のメイン照明として使われています。
空間全体を広範囲に明るく照らすことができます。
電球の色は、温白色または電球色がおすすめです。

スポットライト

スポットライトは、舞台で使用されることが多い照明器具です。
自宅においても、リビングやシアタールームなどに使うことができます。
下方向に集中して明るく照らすことができ、フラキシブルアームを使用することで照らす角度を自由に変えられます。
電球の色は、昼白色または電球色がおすすめです。

スタンドライト

スタンドライトには、床に置いて使用する「フロアスタンドライト」と、寝室のベッドの横などに置いて使用する「テーブルライト」があります。
フロアスタンドは、明るさを取り入れながら部屋のインテリアのワンポイントとして使うこともできる照明器具です。
テーブルライトは、その場所だけ明かりを取り入れたい時に使用します。
そのため、暗い空間で映画鑑賞したり読書をしたりする際に手元のみを明るくしたい時に使用するのがおすすめです。
どちらの照明器具もコードにつなぐだけで使えるので、工事も要りません。
電球色の色は、電球色がおすすめです。