「(実母に)会ったら、母親代わりとして育ててくれたおばを裏切ることになると思った」

「ただ、それでも、私を産んでくれた母には、会う気にはなれなかった。会ったら、母親代わりとして育ててくれたおばを裏切ることになると思った」と振り返った。「そんな思いに変化が生まれたのは、そのきっかけは、私自身が子どもを持つ、親になったこと」だったという。

24年になって初めて実母に会いに行ったという進次郎氏は、「詳しくは控えますが、会って良かったと思っています」と穏やかな表情で明かした。

「43年間、会うこともなく、名字も違う。それでも、家族は家族。私は、そんな人生を歩んできたから……。誰もが自分らしい生き方ができる、国民の皆さんひとりひとりの多様な人生に選択肢を広げる政治家として生きていきます」と、政治家としての理念を語った。