画像はイメージ(Flicker/ Kentaro Ohno )
日本各地で中国人観光客による迷惑行為が報告されている中、奈良県に生息する鹿も標的となっています。
台湾メディアは、中国人観光客の奈良公園での迷惑行為を報じました。
海外メディアも注目する中国人観光客の鹿への迷惑行為
台湾メディア「三立新聞網(さんりつしんぶんもう)」がYouTubeに投稿した動画には、中国人観光客が奈良公園にいる鹿に迷惑行為をする様子が映っています。
奈良公園の鹿は、奈良県に生息する野生のシカで、神の使いとして守られています。
観光客は「鹿せんべい」で餌やりができますが、マナーを守る必要があるのです。
動画では、男性が鹿を足で蹴りながら群れの中を歩く横暴な態度が映っています。
鹿せんべいに鹿の糞を擦りつけ、鹿に食べさせる人もありました。
近寄ってくる鹿の頭を殴る人も見受けられます。
奈良公園では、スタッフが中国語で書かれたプラカードを掲げ「鹿さんを殴ったり、蹴ったりしないでください」と呼びかけてます。
鹿の糞をつけた鹿せんべいで餌やりする少年に1人の男性が激怒し、詰め寄りました。
少年は、謝ることなく含み笑いを浮かべてその場を立ち去っています。
世界中の人々が気持ちよく観光を楽しむためにも、訪問先の文化や動物に対して敬意を持って行動してほしいものです。
出典:三立新聞網