いつもバッグをかけることが多い左肩に痛みを感じていた私。ところが、あるときから肘まで痛みだしました。しかも痛みはどんどん強くなり、我慢できないほどに。普段から特に使っていない肘なのになぜ……? 病院でまさかの診断が下されたときのお話です。
バッグを肩にかけていたら肘に痛みが
私は毎日、トートバッグを肩にかけて電車で移動しています。バッグをいつも左肩にかけているせいか、左の肩が痛むことが多かったのですが、だんだんと肘まで痛みが出てきてしまいました。肘にバッグの取っ手をかけることはないのですが、やはりノートパソコンの重さが肘にまで負担をかけてしまっているのかもしれないと、トートバッグからリュックに変えてみました。
たしかに片腕にかかる負担は減ったのですが、なぜか全然痛みが取れません。肩は徐々に凝りが軽減してきたのに対して、肘はどんどん痛みが増していきました。「負担を減らしたはずなのになぜ? ただの筋肉痛? どうも様子がおかしい……」と不安になった私は、思い切って病院を受診してみることにしました。
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病院での診断名はまさかの
何科にかかればいいのかわからなかったので、とりあえず総合病院の整形外科に行ってみることに。そこでは、腕の曲げ伸ばしや物の持ち上げ、指を強く押された状態での曲げ伸ばしなどと、X線検査などをしました。これまで筋肉痛か何かとしか思ってなかった私は、ちょっと不安になってきました。
検査を終えて医師に言われた病名は、「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」いわゆる「テニス肘」でした。「え、何それ!?」と混乱する私。私は学生時代の体育の授業以外でテニスをやったこともないし、近年テニスラケットを持ったことすらないからです。
そのとき初めて知ったことですが、テニス肘はテニスをやってない人でもなる病気(けが)なのだそうで、手首を伸ばす筋肉に炎症が起きることで発症するのだそう。