「幸せ」と感じられないのはなぜ? その理由と簡単な解決策

人は「頑張って目標を達成すれば、幸せになれる」と期待しがちだ。米国・ハーバード大学の幸福の専門家によれば、「目標達成=幸福」だと勘違いしてしまうことこそが、不幸の原因だという。マリ・クレール インターナショナルのスペイン版デジタル記事よりお届け。

もっと幸せになる方法:自分の幸せを投資ポートフォリオのように扱うこと

この投稿をInstagramで見る

Arthur Brooks(@arthurcbrooks)がシェアした投稿

このように理解した上で、より幸せで充実した人間になるために、ブルックス氏は、私たちの幸せを投資ポートフォリオのように捉えることを提案している。その中で、互いに補い合い、調和して共存しなければならない4つの側面に、優先順位をつけるというものだ。

・私たちの人生哲学:価値観、態度、信念、確信
・家族、愛する人たち
・友人とコミュニティ:私たちが自分で選ぶ“家族”
・個人的な成長に役立つ有意義な仕事:ブルックス氏の考えでは、仕事でも特定の趣味でも、充実感を与えてくれるものならよい

つまり、幸せになりたいのなら、ハーバードの専門家のアドバイスに従って「到着の誤謬」を捨て去り、彼が言うように、目的地よりも旅を楽しむことが重要なのだ。今を感謝する方法を知ることから得られる経験、学び、成長。それは間違いなく、今年、心に留めておくべき良い目標である。

そして、このアドバイスだけでは物足りないなら、「幸福と心の平穏を得るために、私たちが『イキガイ』哲学から学んだ12の教訓」を読めば、より理解が深まるだろう。 幸福はあなたの手の中にある!

translation & adaptation: Akiko Eguchi

今より幸せになるために、すぐに実践できる4つの生活習慣
幸せの鍵は「真夜中に電話をかけられる相手を持つこと」にある