2024年4月23日、日本初上陸となる「SixSenses(シックスセンシズ)」が京都・東山に開業した。
自然派ラグジュアリーホテルとして、海外のホテル好きで知らない人はいないブランドだ。
英国のリゾート界のレジェンドによって1995年に創設されると、当時からいちはやくウェルネスとサステナビリティを追求。
抜群のセンスも相まって、ナチュラルかつ心地良い時間を与えてくれるホテルだ。
その京都版はいかなるものか、詳細をレポート!
日本初上陸!注目のホテルブランド「SixSenses」
イビザにフィジー、バリ…… 世界に26軒を展開する「シックスセンシズ」はリゾートの印象が強いが、京都はローマに続き2軒目の都市型ホテルだ。
ホテル前は大通りにして、「シックスセンシズ 京都」に入れば、折り本のような木の天井を持つロビーの先に緑豊かな中庭が見え、自然を感じる。
自家菜園からのハーブも使用した、ウェルカムドリンク
ソファに腰をおろし差し出されるのは、山椒が効いたウェルカムモクテルと甘味、お香。
白檀の香りが漂う中、庭にやってきた鳥がさえずる。都市型と聞いていたが、もはや心はリゾートに到着だ。
客室番号のモチーフは“キツネのお面”。部屋ごとに顔が違うユニークさ!
心ほぐす空間は客室も然り。「シックスセンシズ」はサステナビリティを極めることで、結果としてお洒落になっているホテルだ。それも30年前から実践しているから、レベルが違う。
まず、客室にプラスチックが1ミリも存在しない。歯ブラシなどのアメニティがビニールで包装されることもなく、歯磨き粉は紙包装かつ無駄が出ないペーパータイプ。スリッパはすぐに捨てられるものではなく、家での利用を想定したフェルト製。
ドア横の客室番号は再生和紙を使ったキツネのお面で、“Don’t disturb”にしたい時は眼の灯りを消すという遊び心もある。
木に囲まれた落ち着く客室。カードキーも木製でお守り型
デイベッドが置かれた広いバルコニーや、約3万円の気持ち良すぎる高級ガーゼ素材のパジャマなど、優雅さも抜かりない。
館内にはサステナビリティを学ぶ「アースラボ」も備え、ラップ代わりに家で使える蜜蝋ラップ作り等に無料参加できる。
レンタル自転車も木製!楽しくお洒落にサイクリング
レンタル自転車は木製で、1台の購入が1本の植樹に繋がる商品。隅々まで環境への配慮が尽きず、面白くなってくる。
国内では珍しい“サウンドヒーリング”で癒される
ウェルネス・プログラムにあった国内ホテルでは珍しいサウンドヒーリングを受けると、心のマッサージのごとく音が浸透。
ビジターも利用可能!朝食はハイレベルなビュッフェ
翌朝、天然栄養ドリンクで体をカッと目覚めさせ、庭で朝食を味わえばピクニックのように楽しい。
流石、初上陸ホテルは新発見と心身への労わりが満載。いっそ2泊おこもりが大正解だ。
■施設概要
施設名:シックスセンシズ 京都
住所:京都府京都市東山区妙法院前側町431
TEL:075-531-0700
料金:1室2名1泊¥170,000~