スイーツは、一人で楽しむだけでなく、みんなで楽しめるのも大きな魅力。

今回伺ったのは、高さ60cm、重さ3.5kgほどある『キングパフェ』を販売する「王様とストロベリー」。39年続く喫茶店の巨大パフェの魅力と、長年にわたって愛される秘密に迫ります。

1985年創業!商店街で長年愛される名喫茶

お店があるのは、約250店のお店が軒を連ねる武蔵小山商店街「パルム」の一画。赤いひさしと、キングパフェが載った大きな立て看板が目印です。

もとは蔵だったというお店は、奥に長く広がる造りでワクワク感満載。55席もある店内には、優雅でどこかレトロな雰囲気が漂っています。

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見上げるほどBIG!!インパクト抜群な「キングパフェ」


「キングパフェ(いちご)」

お店の名物は、なんといっても『キングパフェ』。4人前以上はありそうな巨大パフェは、そのインパクトからTVや雑誌でも多数取り上げられています。写真で事前に見ていても、実際に運ばれてくるとその大きさにやはりびっくり…!

ソースはいちご、チョコ、レモン、キウイ、ラズベリー、キャラメル、ブルーベリーの7種から選べて、さらに生クリームやいちごのトッピングもできるそう。使われている材料は、ソフトクリーム、ソース、コーンフレーク、プリッツと非常にシンプル。

ソフトクリームはさっぱり甘く、塩気のあるプリッツ、コーンフレークとあわせるとより絶品に。ソフトクリームとソースだけで味わったり、コーンフレークをたっぷりすくってサクッとした食感を堪能したり…。ひとつのパフェで、いろんな味と食感を楽しめます。

パフェのパーツのなかでも印象に残る山盛りのソフトクリームは、きれいな形に仕上げるために技術が必要なんだそう。話を伺ったスタッフの岩下修也さんは、「アイスなので、その日の気温によって状態がかなり変わるんです」と話します。


スタッフの岩下修也さん

「重心をとるために真ん中を太くする、といった共通するテクニックはありますが、作るスタッフによって見た目に個性が出るのも特徴ですね。ただ、見た瞬間に思わず声が出るような迫力ある形は常に意識しています」