5.マンションリノベーションで知っておくとよい注意点
ここからは、マンションリノベーションで知っておきたい注意点を紹介します。費用に関わってくるポイントもありますので、知っておくと後悔せずにリノベーションを進められるはずです。
5-1.工事可能な範囲がどこまでか把握する
マンションには、マンションの住民全員が共有する「共用部分」と、区分所有者が所有する「専有部分」があります。このうち区分所有者が自由にリノベーションできるのは、専有部分のみに制限されています。
「専有部分」とは具体的にどの部分を指しますか?
部屋の中の天井や壁、床などの仕上げ部分は専有部分になります。バルコニーは専有部分に見えますが、実は共用部分なので注意しましょう。細かな決まりはマンションによって異なるので、管理規約で調べることが大切です。
▼マンションリフォームでできること・できないことは、こちらの記事で解説しています。
マンションのリフォームできること・できないこと【プラン例あり】
5-2.築古物件は見えない部分(配管など)のリフォームも検討する
築古物件は、配管などの見えない部分も刷新するリフォームををおすすめします。
目安として築40年以上のマンションは、給排水管の寿命がきており、スケルトンリフォームとよばれる、コンクリートの地肌が見えるまで解体し内装を作り変えるリフォームがよくおこなわれます。
▼こちらの記事では、築年数別におすすめリフォーム内容を解説しています。
中古マンションのリフォーム・リノベーション費用はいくら?相場をチェック!
5-3.マンションのリフォーム・リノベーションに慣れた業者を選ぶ
マンションは管理規約に則って工事しなければならないので、マンションのリフォームやリノベーションに慣れた業者を選ぶことも重要です。
施工中のマナーが悪い会社だった場合、工事が終わって入居したあと、隣近所からクレームになることもあるので注意しましょう。
マンションリフォームが得意な業者はどうしたら探せますか?
自分で探すのは大変なので、リフォームガイドのようなポータルサイトを利用すると便利でおすすめです。
マンションのプロであるあなぶきグループが提案する『リフォームガイドマンションリノベ』
全国に数百数千とあるリフォーム・リノベーション会社の中から、マンションのリノベーションに豊富な実績を持つリノベーション会社を厳選します。
▼詳しくはこちらをクリック
5-4.仮住まいが必要かどうか確認する
リノベーションの規模によっては住みながらの工事ができず、仮住まいが必要になることもあるのであらかじめ確認が必要です。
どのような時に仮住まいが必要になりますか?
仮住まいが必要になるのは、間取り変更をともなう場合や、内装を完全に撤去するフルリノベーションなど大規模な工事をするときです。キッチンや水回りだけなどの小規模なリフォームでは仮住まいは必要ないケースがほとんどです。
マンションは住みながらリフォームできる?メリット・デメリットや生活への影響は?
5-5.施工会社に追加費用が発生する可能性はないか確認しておく
部分的なリフォームやリノベーションでは、実際に工事を始めてみてから追加費用が発生することがあります。リフォーム会社に見積もりをもらうときには、どのようなときに追加費用がかかるのかをあらかじめ確認しておきましょう。
どうして部分リフォームだと追加費用が必要になることがあるのですか?
事前の調査では、壁の裏側や床下の状態まで確認できないためです。もともとすべてを解体・撤去することになっているスケルトンリノベーションでは、追加費用の発生はほとんどありません。
具体的には、以下のようなケースで追加費用がかかる場合があります。
壁を剥がしたときにカビが生えていた
床をはいだら漏水が起きていた
配管の位置が違っていた
いい業者であれば、見積時に説明がありますし、工事中もあらゆる事態を想定してスケジュールを組んでくれます。いい業者を見分けるポイントにもなりますね。
▼関連記事
マンションリフォームの知っておくべき9つの注意点【会社選びが成功のカギ】
(広告の後にも続きます)
6.まとめ
リノベーションにかかる費用は、施工面積だけでなく、施工の手間や設備のグレードなどに影響されます。またリノベーション費用は業者によって大きく異なるので、複数社に相見積もりを取り、比較することが重要です。
リフォームガイドでは、エリア内で一定の条件をクリアした業者のなかから、ご希望のリノベーションに対応できる業者を無料でご紹介いたします。専任のコンシェルジュが経験と実績が豊富な会社だけをご紹介しますので、まずはお問い合わせしてみてくださいね。