キントラノオの仲間
キントラノオ。SATHYADEV KP/Shutterstock.com
キントラノオやコウシュンカズラ以外にも、さまざまなキントラノオ科の植物があります。ここでは代表的な種類をいくつかご紹介します。
ツルキントラノオ
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ツルキントラノオは、キントラノオ科ツルキントラノオ属のつる性常緑低木です。針金のような細いツタを長く伸ばします。この植物の原産地は南アメリカで、英名ではオーキッドバイン(orchid vine)とも呼ばれています。また、6~10月に小さな黄色い5弁花を咲かせ、花びらの縁はひだになっています。
アセロラ
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アセロラは、キントラノオ科ヒイラギトラノオ属(Malpighia属)の常緑低木です。原産地は熱帯アメリカで、春から秋にかけて5弁の花が咲きます。花は開花直後は濃いピンク色で、次第に白くなります。アセロラは自家結実性で、花後に真っ赤な果実がなり、実は食べられます。アセロラの実は他の果実と比べてビタミンCの含有量が高いことが知られています。
アメイシャ
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アメイシャは、キントラノオ科ブンコシア属の常緑低木です。この植物の原産地はアンデス山脈で、現地では一年中開花し、黄色い小花を8〜12個つけます。花後には薄緑色の実がなり、熟すにつれて橙色になります。実の食感や味から、ピーナツバターフルーツとも呼ばれています。
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キントラノオの栽培12カ月カレンダー
開花時期:8〜11月
植え付け・植え替え:4〜5月
肥料:4〜10月(真夏を除く)