画期的な店がオープンして開花した日本クレープ文化!
今ではバラエティに富んだメニューがそろっている日本のクレープ
「日本では、今はワンハンドの巻き紙タイプのクレープが当たり前のようになっていますよね。あれは、マリオンクレープの社長さんが考案したものです」と大澤シェフ。
クレープといえば、マリオンクレープ!と言っても過言ではないくらい、クレープの代名詞にもなっています。
「日本独特のスタイルじゃないですか!? 凄いですよね」
マリオンクレープが今の日本独特のクレープ文化を作り上げたのだと。
1970年代に東京・渋谷で生まれたマリオンクレープは、クレープを専用の巻き紙に包んで提供。オープン当時は生地にジャムやカスタードを塗っただけのものが、今のように生クリームやアイス、フルーツを挟むようになったのは、お客さんからの要望に応えたと言われています。
ここから日本でのクレープ人気は急増。手軽さ、見た目、味など、さまざまな要素が加味されてクレープは人気スイーツとして定着しました。
クレープ=巻き紙タイプは、今でこそ当たり前のスタイルになっていますが、そこにはこんな歴史があったのですね。
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教えてくれたのは…
パティシエ:大澤智弥さん
専門学校を卒業後、ビゴ東京に入社。その後「レストラン シェ・イノ」、「ホテル雅叙園東京」、「アングラン」などを経て、「こむぎのおいしいおかし」ほか、ガレットデロワ専門店「Galet Galet(ガレ ガレ)」のシェフとして活躍している。ufu専属パティシエ。
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