狭い部屋でも暮らしを楽しむには、アイデアのあるインテリアが必要です。「たためる」「重ねられる」「多機能である」「持ち運べる」という4つの特徴別に、家具と日用品20点をピックアップ。第11回目に紹介するアイテムは、重ねられるキッチン道具、〈KIHARA〉の「SITAKU」シリーズです。

重ねられるインテリア
かさばりがちなキッチン道具を1セットに。

食卓で器のように使えるキッチンツールとしてデザインされた、有田焼ブランド〈KIHARA〉の「SITAKU」シリーズ。おろし器・レモン搾り・すり鉢・蓋を重ねて一つにまとめた4点セットは、スペースを取りがちな道具が手のひらにのるほどのサイズですっきり収まる優れもの。それぞれバラでも購入でき、どれかを割ってしまっても買い足せるのが安心。[スタッキング時∅ 100×H105mm]4点セット各¥6,270(KIHARA/キハラ 0955‒43‒2325)

photo:Isao Hashinoki(nomadica) styling:Mari Nagasaka

&Premium No. 130 LIVE SMALL & WELL / 小さな家に暮らす。

デメリットとも受け取られがちな「小さい、狭い」という条件は、見方を変え、工夫を凝らすことで、快適な暮らしをもたらすメリットになります。例えば、コンパクトな居住空間ゆえに、必要なものをきちんと見極められるようになる。また、何がどこにあるかが明快で手に届く範囲にあるというのは、とても気持ちのよいことです。そして生活全体の見通しがよくなると、やがて暮らしや生き方までが、すっきりとしていくように思いませんか。今号は「小さな住まい」に暮らすことについて考える一冊。限られたスペースに開放感をもたらす家を建てたり、賃貸の小さな部屋を自分らしく整えたり。コンパクトな暮らしをあえて選びたくなるような、楽しくて小さな住まいの実例集です。

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