子宮筋腫にかかる治療費
子宮筋腫にかかる治療費の目安は以下の通りです。
参照:手術費用等概算一覧表|中電病院
※公的医療保険制度適用後の自己負担額
上記はあくまでも概算の費用です。
個室を利用した場合の差額ベッド代や、入院中にかかる食事代や雑費などによって、さらに多くの費用がかかるケースもあるため注意しましょう。
かかった治療費に対して利用できる公的制度
子宮筋腫の治療費に対しては以下の公的制度が利用できます。
子宮筋腫の治療費に対して利用できる公的制度
高額療養費制度
傷病手当金
医療費控除
高額療養費制度は、1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合に、その超えた分を後で払い戻してもらえる制度です。
傷病手当金は、病気やケガで働けなくなったときに給付金が支給される制度で、会社員や公務員などを対象としています。
医療費控除は、1年間の医療費が一定額を超えた場合に確定申告をして所得から控除を受けられる制度です。
これらの公的制度を利用しても賄えない部分については、民間の医療保険や貯蓄で備えていくことが重要です。
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子宮筋腫に関するよくある質問 Q&A
子宮筋腫に関するよくある質問 Q&A
Q. 子宮筋腫の手術に対して公的医療保険制度は適用されますか?
Q. 子宮筋腫はがん保険の保障対象ですか?
Q. 子宮筋腫の手術に対して公的医療保険制度は適用されますか?
A. 以下の治療を行った場合は公的医療保険制度の適用対象となるため、自己負担割合は原則3割になります。※年齢によって自己負担割合は異なります。
公的医療保険制度の対象となる子宮筋腫の治療法
子宮全摘術子宮:そのものを取り除く
子宮筋腫核出術:筋腫のみを取り除く
子宮動脈塞栓療法:開腹手術をせずに治療する
ただし「集束超音波療法」のように、一部公的医療保険制度が適用されない治療もあります。
Q. 子宮筋腫はがん保険の保障対象ですか?
A. 子宮筋腫は良性腫瘍のため、基本的にはがん保険の保障対象にはなりません。
がん保険は、悪性腫瘍(がんや肉腫)などに保障対象が限定されています。