「独島は我らの領土」　韓国のアイドルグループの歌が物議

画像はイメージ（Flicker/ Fredrik Rubensson ）

日韓の歴史問題が注視されるなか、世代間での認識の違いが浮き彫りになりました。

韓国のアイドルグループ「NMIXX（エンミックス）」が「独島は我らの領土」という曲を歌い、物議を醸しています。

韓国のアイドルグループの歌が物議

トライリンガルのホスト、ジェジェが司会を務めるYouTubeのバラエティ番組「THE MMTG SHOW」に出演したエンミックス。

番組内で「独島は我らの領土」を披露しました。

曲中、「独島は我らの領土」のメロディに合わせるように、SHINee「Lucifer」や童謡「ワニの群れ」といったジャンルの異なる曲がミックスされた演出がありました。

「独島（トクト）」は、島根県にある竹島に対して韓国が主張する領有権を表す韓国名。

歌詞の内容は「何と言われても、独島は私たちのものだ」というメッセージが込められています。

「独島は我らの領土」は、1982年にコメディアンのチョン・グァンテが歌ってヒットした曲で、発表当時は竹島（独島）問題は注視されていませんでした。

むしろディスコのリズムに乗せた軽快な演歌調のメロディーとナンセンスな歌詞がユーモラスな楽曲として人気を博していた曲です。

この動画に日本のファンから反発の声が上がる中、「メンバーや事務所の見解も聞きたい」という意見も見られました。

慣れ親しんだ曲であっても、国が違えば受け止め方も変わってきます。