お客様の悩みを解決します! 愛眼の視力測定はここが「スゴイ」

健康診断や眼科の視力測定と、メガネ店の視力測定は異なります。健康診断では視力の確認、眼科では視力以外にも白内障や緑内障などの眼疾患を検査を行います。一方、メガネ店では視力を把握したうえで、お客様に最適な度数のメガネを作るための測定を行います。今回は、2024年6月21日にオープンしたばかりのメガネの愛眼 玉川学園駅前店にて、愛眼で行っている視力測定やこだわりポイントをインタビューしました。

健康診断で視力の低下を指摘されたら

健康診断で視力の低下を指摘されたら、メガネの作成もしくは作り直しが必要かもしれません。一般的にメガネが必要とされるのは「0.7以下」の視力です。

例えば、「0.7~0.9」の場合は日常生活でそれほど不便に感じることのない視力ですが、小さい文字を読む時や車の運転時などにメガネがあると便利です。「0.3~0.6」の場合は、運転時にメガネをかけなければならないため、運転する人はメガネの作成が必要となります。「0.2以下」の場合は裸眼では日常生活にも影響が出るため、メガネやコンタクトレンズが必要となるでしょう。

ただし、健康診断の視力測定は、実際の視力よりも低い結果が出ることもあります。初めて「0.7以下」の結果が出た場合はまず眼科を受診し、正確な視力を測定しましょう。メガネが必要な視力であれば、メガネ店に足を運んでみてください。もともとメガネを使用している方が視力低下を指摘された場合は、必要であればメガネを作り直しましょう。

健康診断や眼科では視力の確認をメインに測定しますが、メガネ店では快適に過ごせる度数のメガネを作ることを目的に視力を測定します。

眼科を受診することで、自分では気づいていない眼の不調や病気などが見つかることもあるので、視力の低下を指摘されただけではなく、少しでも眼に違和感を覚える場合は眼科を受診しましょう。

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愛眼の視力測定の流れとこだわり

メガネの愛眼では視力測定の実施はもちろん、お客様のお話を伺いながら快適にかけられる度数のメガネを提案しています。

ここからは、愛眼の店舗で実際に行っている視力測定をご紹介します。また、愛眼の視力測定のこだわりポイントを玉川学園駅前店の山口夏帆(やまぐちかほ)さんに教えてもらいました。

メガネの愛眼 玉川学園駅前店 山口夏帆(やまぐちかほ)さん

愛眼歴は6年目。現在は2024年6月にオープンした玉川学園駅前店に在籍中。

愛眼の視力測定の流れ

まず、来店の目的や、見え方の悩みについて詳しくヒアリングします。その後、実際に機器を使って視力測定を行います。

①機械で視力測定を行う

まずは、「オートレフケラトメータ」と呼ばれる機械を使って視力測定を行います。

スタッフが確認するモニターにはお客様の眼が映し出され、近視・遠視・乱視の度数がわかります。

視力測定が完了すると、機械からお客様の眼球の屈折力のデータが出力されます。

②ランドルト環での視力測定を行う

先ほどのデータを元に、モニターにランドルト環※をうつし、左右の視力を測定します。

※視力測定で使用されるアルファベットの「C」のような形状の記号

③メガネのレンズの度数を決める

オートレフケラトメータのデータを元に、ランドルト環を用いた視力測定を行い、度数を調整していきます。まずは、検眼機を使って左右の見え方のバランスなどを確認します。

続いて、視力測定用の仮枠フレームにレンズをセットします。

お客様に見え方などをヒアリングしながらレンズの入れ替えをし、度数を調整していきます。

必要があれば、利き目の測定も行います。利き目とは、左右の目のうち優先的に使っている方の目を指します。利き目の見え方を優先して度数を決めると、左右の見え方の偏りを軽減でき、より快適にメガネを使用できることもあります。

遠くの見え方だけではなく手元の見え方も確認し、度数を決めていきます。「思っていた見え方と違った」「見えづらい」というお声を極力減らしたいという想いから、さまざまな状況で試すことで、できるだけ詳しく測定を行っています。

ーー愛眼の視力測定はどんなところにこだわっているのでしょうか。

山口さん:単純に視力を上げるのではなく、お客様が快適にかけられるメガネを作れるように度数を決めていきます。メガネを毎日かけるのか、どんなシーンで使用するのか、不自由に感じている点はあるのかなどをヒアリングし、お客様のライフスタイルに合わせた度数を提案をします。例えば、パソコンを使用する際にかけるメガネであれば、近くを見ることが中心となるため、目が疲れないように、少し弱い度数のメガネをご提案することもあります。

また、愛眼ではお客様との対話を大事にしているため、度数提案の際はメリットだけではなくデメリットもお伝えしています。例えば「遠くの見え方を優先して度数を強くした場合、近くを見る際に疲れやすくなる」など、その度数にした時の見え方や感じ方をイメージできるようにお伝えしています。

お客様からは「こんなに丁寧に視力測定をしてもらったことがない」「ここまで詳しく話を聞いて、希望に沿ってくれたことがない」といった嬉しいお言葉をいただいたこともあります。より一層お客様目線に立って接客しようと思った言葉でしたね。