ASSOCIATED PRESS/ Wilfredo Lee
2024年9月19日(日本時間20日)、ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手が、かつてない偉業を成し遂げました。
大谷翔平が「50-50」達成
この日、大谷選手は敵地にて行われたマイアミ・マリーンズ戦に、1番・指名打者として先発出場。
試合前の時点でホームラン48本、盗塁49個を記録し、50-50に向け期待の声が寄せられていました。
第1打席から第3打席まで3安打を放ち、迎えた6回の第4打席。
1アウト二塁の場面で内角低めのスライダーを捉えると、打球は右中間スタンドの2階席まで届く特大弾となりました。
打球速度約179km、飛距離約133.5m、角度36度で、今シーズン49号目のホームランでした。
続く7回2アウト三塁の第5打席、大谷選手はナックルカーブを捉えると、打球は先ほどとは逆のレフトスタンドに落下。
2打席連続となるホームランを放ち、記録すべき50号目を達成しました。
打球速度は約176.5km、飛距離約119.2m、角度27度の一発で、敵地にもかかわらず会場はスタンディングオベーションで祝福ムードとなりました。
さらに勢いは止まらず、最終打席となった9回第6打席、2アウト一塁二塁で、51号目となるスリーランホームラン。
速度約182.8km、飛距離約134.1m、角度36度の一発を右中間スタンドに放ちました。
なお、1試合での3打席連続ホームランは大谷選手自身初めてだということです。
またこの日は盗塁でも見せた大谷選手。
1回第1打席にツーベースヒットで出塁すると、1アウト一塁二塁の場面で、三塁への盗塁を決めて50盗塁を達成しました。
その後、2回にも盗塁を決めて51となり、メジャーリーガー史上初めて「51-51」の記録を樹立しました。
MLBも「これまでに最も歴史に残る試合だ」と称賛し、Instagramにその様子を投稿。
ファンたちから「もはや人間じゃない」「歴史的瞬間を見れて光栄だ」「感動をありがとう」「涙が出たよ」「ショウヘイは歴史上の人物ね」「永遠のレジェンド」「彼を超える選手はこの先現れないだろう」など、世界中から祝福と称賛が寄せられています。
出典:mlb