ある日、職場の先輩に「40歳過ぎたら、目の検査を詳しくして見たほうがいいよ」と言われた私。そういえば、母親も何か目の病気で毎日目薬をしていたな……と思い、軽い気持ちで検査を受けてみました。すると、ある病気の可能性が高いと言われたのです。
眼鏡をかけていればいいと思っていた
子どものころから読書が好きで、視力があまりよくなかった私は、ずっと眼鏡をかけています。パソコンを使った仕事をしていることもあって、視力は年々悪くなっており、そのうち老眼にもなってくるのかな……と思っていました。と言っても、眼鏡や老眼鏡をかければ、別に生活に困ることはないので、それほど目のことを真剣に考えてはいなかったのです。
(広告の後にも続きます)
先輩のひと言で検査を受けることに
ある日、仲の良い先輩に「病院で検査を受けてみたら、緑内障の可能性が高いと言われた」という話を聞きました。「緑内障(眼圧が高い状態が続くことで目の奥にある視神経がダメージを受けて発症する病気)」という名前は聞いたことがありましたが、なんとなく年配の方の症状というイメージがあり、40代で検査を受けるということは考えたこともありませんでした。
先輩に、親から遺伝する可能性があることや、放置すれば失明する可能性もあるということを聞き、怖くなってきた私は、自分の母親も毎日何かの目薬をしていることを思い出しました。後日、母親に確認すると、それは「緑内障」の目薬だというのです。そこで私は詳しい検査を受けてみようと思い、近くの眼科に予約を入れました。