ハドソン川からの夜景
新型コロナウイルスのパンデミックを経て、4年半ぶりに海外旅行をした筆者。
2024年8月30日から9月9日にかけて、アメリカに旅行に行きました。物価はどの程度だったのか、紹介します。
ニューヨークの現在の物価は?
予想はしていたものの、噂通りニューヨークは驚くほど食費にお金がかかります。
国内外で有名な観光地にあるレストランで食事をすれば、当然それなりのお金がかかります。
ニューヨークの場合、朝食や昼食でも高いのです。
会計は殆ど、クレジットカードとデビットカードを使い分けながら決済していました。
為替手数料などを考え、記事中にあるカッコ内の日本円は旅行当時のレート149円で計算しています。
街を歩けばフードトラックがあちこちに停まっているニューヨーク。
タコスは9ドル(1,341円)なら安い方で、多くは12ドル(1,788円)くらいです。
飲み物も水のボトルでさえ1本3ドル(447円)。
スーパーマーケットで安い6本パックを買い、それを持ち歩くに限ります。
朝食も、三つ星ホテルで食べるとサービス料を含め6,000~7000円ほどになります。
前日にスーパーマーケットで、サンドイッチやサラダを買うのが一番安く済みます。
ただ、日本ならその2つで600円ほどで収まりますが、ニューヨークのスーパーマーケットではサンドイッチが9ドル(1,341円)、サラダが6ドル(894円)と、2,000円を軽く超えます。
2024年9月19日現在は当時より円高ですが、やはり高いと感じるはずです。
「安くて美味しい!」と地元で大評判なのが、グランドセントラル駅からすぐのタコス・レストラン「LOS TACOS No.1」。
お皿に2つ乗っているように、多くの人々は大体2つか3つを注文します。
お肉もたっぷりと入れてくれて、美味しいフードでした。
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USオープン観戦でかかった食費
ニューヨークではミュージカル、観光、ライブハウスなども楽しみましたが、筆者の今回の旅行メインはUSオープンテニスの観戦。
米スポーツ界の一大イベントであるせいか、ここでも何を食べても飲んでもかなり高額でした。
会場にあるカジュアルなレストラン「Red Star Patio」でフライドチキン&ポテト、アボカドBLTサンドを注文して2名でシェアし、ビール2杯で計84.92ドル(日本円にして12,000円強)。
アメリカは日本に比べるとアルコール自体がとても高いのですが、会場のビールも日本の500㏄サイズ1缶が15.50ドル(約2,200円)します。
USオープンテニスで売れ行きNo.1商品は、有名なアルコールドリンク「ハニーデュース(Honey Deuce)」です。
ウォッカ、レモネード、ラズベリーリキュールで作られ、テニスボールに見立てて丸くカットされた3粒のメロンを串刺しにしてカップに乗せて提供してくれるものです。
そのかわいらしさはビジュアル的にも感動します。
2023年より1ドル値上げして23ドル(日本円にして3,300円)しますが、歴代USオープンテニスの優勝者の名前がカップに入っており、記念にどうしても欲しくなるものです。
中央日報によると2024年の売り上げは、1,000万ドル(14億円)を超えているのではないかとのこと。
コロナ禍の影響で4年間大人しくしてお金は貯めていたのですが、それでもカリフォルニア、アリゾナ、マサチューセッツ、ニューヨークといった州を回り、半月ちょっとでそれが一気に消えて行った気がします。
マンハッタンで移動は夜ならUbarを利用していましたが、日中は渋滞知らずの地下鉄が早くて便利です。
距離に関係なく、また乗り換えしても一律2.90ドルと安く、変な人が乗っている車両を避ければ怖いことはありません。
もしニューヨークへ旅行することがあったら、この記事を参考になさってくださいね。