月明かりの下で。秋の夜長に、琉球王朝時代の宴に興じる

星野リゾートの各施設が多彩な季節の魅力を提案。今しかできない体験は、今だからできる体験。選りすぐりの情報をスタッフがご紹介!

ユネスコ無形文化遺産の踊りを鑑賞

夜の静けさ、星の瞬き、月の美しさ——繊細な自然を感じられる、沖縄の秋の夜。夜の時間が⻑くなる秋には、沖縄でも昔から秋の夜⻑を楽しむ習慣がありました。


唱え、音楽、踊りで構成される沖縄独自の歌舞劇「組踊」

「星のや沖縄」がこの秋に開催するのは、秋の夜⻑を優雅に過ごす「琉球秋夜の調」。星のや沖縄内の「道場」とその庭を貸し切りにするプライベートな空間で、ユネスコ無形文化遺産の宮廷芸能「組踊(くみおどり)」を鑑賞します。


琉球古来の芸能や故事を基礎に、能・歌舞伎・中国の楽劇からヒントを得て創造されている

組踊は、琉球王朝時代に中国皇帝の使者「冊封使(さくほうし)」をもてなす儀式「重陽の宴(ちょうようのえん)」で初めて披露された琉球文化を代表する伝統芸能。本プログラムでは当時と同じ演目「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」を特別な演出で披露します。秋の月明かりの下で、歌うような美しい唱えに華やかな衣装、そして優雅な踊りを間近でご鑑賞ください。


組踊特有の「唱え」を体験

宴の前には、組踊の物語や歴史、思いにふれるワークショップを行います。星のや沖縄のスタッフがご案内するほか、立方と呼ばれる演者から、登場人物の性別・身分・役柄によって発声方法を変える組踊特有の「唱え」を学ぶ体験も。伝統や歴史、実際のセリフを体験したうえで鑑賞すると、演目の世界をより深く楽しめます。

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冊封使も味わった「東道盆」

宴の前の夕暮れ時には、琉球王朝時代の宮廷料理「東道盆(トゥンダーブン)」を囲み、冊封使も楽しんだ料理と泡盛を味わいます。


技巧的な飾り包丁を施した「花イカ」や、魚と豚肉のすり身に島菜の絞り汁をあわせた「からし菜かまぼこ」など

「東道盆」は、「螺鈿細工(らでんざいく)」や金箔の「沈金(ちんきん)」など独自の技法が施された蓋つきの琉球漆器に、「花イカ」や「からし菜かまぼこ」といった伝統料理を盛り込んだ、宮廷料理の中でも最高峰のおもてなしの思いを表す品と言われているもの。華麗な料理を目の前にすれば、琉球王朝時代にタイムスリップしたかのように宴前のひとときを過ごせます。


「Travel and Leisure ラグジュアリーアワード アジアパシフィック2023 Japan Hotel Pools NO.1」を受賞した星のや沖縄のプール

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。日本一のプールを有する沖縄ラグジュアリーの最高峰「星のや沖縄」が贈る「琉球秋夜の調」は、2024年11月30日(土)までの期間限定です。涼やかな秋の夜風を感じながら、琉球王朝の文化・教養・芸能の粋が集約された総合芸術をご鑑賞ください。

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