久しぶりに家族とバドミントンをしたところ、すぐに息が切れてしまいました。腕も上がらなくなり、運動不足を痛感しています。その後、膝の辺りが重く感じましたが、筋肉痛だろうと気にせずにいました。ところが翌日になり、両膝に重さだけでなく、腫れた感じとだるさも出てきたのです。

膝のだるさの診断結果は?

数日様子を見ましたが、膝の違和感は残ったままだったため、整形外科を受診しました。問診や触診の結果、やはり両膝とも腫れており、だるさや重さは膝に水がたまったためとわかりました。

また、X線検査をしたところ、わずかに膝内側の軟骨がすり減っていたのです。先生からは「まだ問題になるほどではないけれど、変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)が始まっている」と言われました。膝関節の軟骨が徐々にすり減り、痛みが出る病気で、水がたまるケースも多いそうです。

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水がたまった膝の治療は痛い!?

治療は、注射器で膝の水を抜き、ヒアルロン酸を1週間に1回、全部で5回注射します。まずは、症状が重い左足から始め、その後、様子を見て右膝の治療を始めるように勧められました。日常生活に大した支障はないものの、数日後に出掛ける予定が入っていたため、すぐに治療してもらえてホッとしました。

しかし、「水を抜くなんて嫌だよね? 次の機会でもいいよ」と先生は治療に消極的な様子。「今日でいいのでお願いします!」と言うと、水を抜き、続けてヒアルロン酸の注射もしてくれました。治療直後は違和感や痛みが残り、もしかして悪化したかもと思いましたが、数日で不快感が軽くなったのです。

整形外科からの帰り道、処方された湿布をもらいに、かかりつけの薬局に寄りました。膝の水を抜いてきた話をすると、薬剤師さんは「膝の水を抜くのは痛いってよく聞くから、絶対にやりたくない!」と言います。整形外科の先生が治療に積極的でなかった理由は、これだったようです。たしかに、水を抜くのもヒアルロン酸の注射も、それなりに痛みはありました。しかし、ずっと歩きにくさを感じるより、治療してもらってよかったと感じています。