イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんによる、アラフィフ女子の日常を描いたマンガ。今回は老眼と肌の見え方についてお伝えします。

誤解を与える「老眼フィルター」

鏡に映る自分の顔が若々しく見えたフカザワさん。
ところが老眼鏡を掛ける前と後では違いがあって……。



怖い怖い! うっかり勘違いするところでした!
鏡に映った自分が、妙に良い感じに見えるときってありませんか?
シワもそんなないし、肌もつるっとしてて、シミも見当たらなくて……。

アラフィフにしては肌の状態キープしているほうじゃない?って思ったりしたのだけど、その後、眉毛を整えようと老眼鏡を掛けて改めて鏡を見てみたら、別に普通にシミもシワもたくさんあるし、たるみやくすみも目立っているし、毛穴とかもすごくって!

ちゃんとアラフィフって感じの肌で、びっくりしてしまいました。

老眼でシワとかそういうものが、まるっと見えていなかっただけなんですよね。
どんな美肌加工より、老眼フィルターすごいわ!

そういえば先日、夫がおもむろにキッチンの床の掃除をしていたのですが、なんでもたまたま眼鏡を掛けて部屋をうろうろしてたら(普段は掛けていなくて、映画とか見るときだけ掛ける) 、キッチンの床にゴミが落ちているのが気になったそうで……。

いかに裸眼の視力ではそういうものが見えていないんだって話なんですが、まさにそれの肌バージョンだわ。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者/フカザワ ナオコ(51歳)
イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2023年9月27日に新刊『もうすぐ50歳、調子のいい日がほとんどありません』(1540円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973