狭い部屋でも暮らしを楽しむには、アイデアのあるインテリアが必要です。「たためる」「重ねられる」「多機能である」「持ち運べる」という4つの特徴別に、家具と日用品20点をピックアップ。第15回目に紹介するアイテムは、多機能なデスクランプ、〈ランドスケーププロダクツ〉の「ゲーブル」です。
多機能なインテリア
机の上のホームとなる、小物置きを兼ねるランプ。
英語で「切妻」を意味する「ゲーブル」と名付けられた、家をかたどったデスクランプ。屋根の部分はランプシェードでありながら、スチール製だからマグネットやメモを貼るのにちょうどよく、受け板の部分は文具やアクセサリーなどの小物置きに使える。暖色の柔らかな光はあたたかな住まいを想像させ、目に入るたびにホッとする。[W250×D150×H210mm]¥41,800(ランドスケーププロダクツ/プレイマウンテン 03‒5775‒6747)
photo:Isao Hashinoki(nomadica) styling:Mari Nagasaka
&Premium No. 130 LIVE SMALL & WELL / 小さな家に暮らす。
デメリットとも受け取られがちな「小さい、狭い」という条件は、見方を変え、工夫を凝らすことで、快適な暮らしをもたらすメリットになります。例えば、コンパクトな居住空間ゆえに、必要なものをきちんと見極められるようになる。また、何がどこにあるかが明快で手に届く範囲にあるというのは、とても気持ちのよいことです。そして生活全体の見通しがよくなると、やがて暮らしや生き方までが、すっきりとしていくように思いませんか。今号は「小さな住まい」に暮らすことについて考える一冊。限られたスペースに開放感をもたらす家を建てたり、賃貸の小さな部屋を自分らしく整えたり。コンパクトな暮らしをあえて選びたくなるような、楽しくて小さな住まいの実例集です。
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