デートや女子会で「韓国グルメを食べたい」という話が出た時に、ぜひ覚えておきたい店がある。
恵比寿の『水剌間』だ。
ローカル感漂う韓国料理店が多い中、気分が上がる小洒落たムードを醸し出す。
黒毛和牛を使った贅沢なプルコギが特徴的な同店の魅力を紹介したい。
直訳すると“火の肉”という意味を持つプルコギ。もともとは朝鮮の宮廷料理にルーツがあり、いまでは韓国を代表する料理のひとつとして知られるように。
薄くスライスした牛肉を甘辛いタレに漬けこみ、鉄板の上でたっぷりの野菜とともに焼き上げるのが一般的。
『水剌間(スラッカン)』では、本場のソウルフルな味はそのままに、ほど良く脂がのった黒毛和牛でブラッシュアップさせたプルコギを楽しめる。
「甘さと辛さのバランスが絶妙で、ひと口食べればヤミツキ! 」という声も。
ガラス越しにキッチンを眺められる空間は“宮廷の台所”をイメージ。
そのライブ感ごと料理を味わってほしいと、専用鍋を使って卓上で調理されるプルコギは、野菜もしっかり摂れるようにレシピを工夫。
もやしや玉ねぎなどがうず高く盛られた鍋をある程度加熱したところに、自家製のタレで壺漬けにした牛肉をのせ、甘辛い香りが立ちのぼってきたらできあがり。
サンチュで包んで食べればヘルシーな美味しさが倍増する。
黒毛和牛の旨みが溶けだしたスープでつくるうどんや炒飯などの〆もセットになっており“着火”した食欲を、心地良く満たしてくれる。
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