子どもには検査結果が出てから前向きに報告
乳がんと判明してから精密検査を受け、自分のがんの進行状況や治療法の説明を受けました。私の場合、抗がん剤治療と胸を摘出する治療を受けることに。乳がんの治療は抗がん剤治療の副作用で髪が抜けたり、胸がなくなってしまったりと目に見えて体が変化していくため、子どもたちにきちんと説明をしてから治療を始めることにしました。
検査の結果、幸いすぐに命に関わる状況ではなく、乳がんの中期ぐらいのタイミングでした。子どもたちにも「大変な病気だけど、元気になるからね。お母さんがつらいときは助けてくれる?」と言って病気であることを伝えました。
子どもたちはまだまだ手のかかる年齢なので、普段は私がサポートしながら着替えや食事などをおこなっていますが、私が病気だと知ってから、自分のことは自分でできるよう挑戦する姿が見られます。また、私が体調を崩しているときは、毛布を持ってきてくれたり、体をさすってくれたり頼もしい姿を見せてくれるようになりました。
乳がんが判明した当初は落ち込んでいましたが、治すための治療が受けられるということがわかり、前向きに頑張っていこう! と、気持ちを切り替えられるようになりました。
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胸の摘出手術と抗がん剤療法でダメージ
現在は術前の抗がん剤療法と、腫瘍と一緒に胸を切除する摘出手術を経て、術後の抗がん剤療法をおこなっています。私の乳がんの治療は、髪が抜けたり激しい倦怠感に襲われたりする抗がん剤療法と、胸を摘出する手術を受けたため心身に受けるダメージはとても大きいです。しかし、自分自身や家族の未来のために、今後も大変な治療を乗り越えたいと思います。