大リーグのロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がメジャーリーグ史上初の「50本塁打・50盗塁」という大記録を、2024年9月19日(日本時間20日)に達成した。
前人未踏の記録を達成した「9月19日」という日付に、SNSで注目が集まっている。
1年前の「9.19」は二度目の右肘手術
大谷選手は19日、マイアミ・マーリンズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。3打席連続本塁打を含む3本塁打、3安打、10打点、2盗塁を記録し、51本塁打・51盗塁を達成した。
1試合で6打数6安打10打点はいずれも日本選手の1試合最多記録でもある。
まさに「偉業」と称えられるに相応しい活躍を見せている大谷選手だが、SNSでは記録を達成した「9月19日」という日付にも注目が集まっている。
いまから12年前、2012年9月19日は、花巻東高等学校時代の大谷選手がプロ志望届を提出、所属連盟の受付日となっている。それにあわせて、ベースボール・マガジン社「週刊ベースボール」のインタビューを受けているが、その際、大谷選手は「2012.9.19 世界一の選手に. 大谷翔平 」と色紙にしたためていた。
9月19日は「世界一の選手」への決意を新たにした日だったといえるかもしれない。そして12年後の同じ日、メジャーリーグ記録を塗り替える「50-50」を達成したことで、「週刊ベースボールONLINE」に掲載されているこの色紙を持った大谷選手の写真がにわかに注目を集めることとなった。
SNSでは「あ、ほんとだ。現地時間ではあるけど50-50を達成した日は12年前の世界一の選手になる宣言の日なのか…鳥肌」「すごく壮大な伏線回収 12年を経てこの日に50ー50よ!?」など、驚きの声が相次いだ。
9月19日の「縁」はそれだけではない。昨年(2023年)9月19日は、自身二度目となる右肘の手術を受けた日だった。それだけに、早くも「来年の9月19日どうするんだ… 最多勝利投手 + 三冠王ぐらいでないと世間は納得しないかも」とする声も上がっている。