4LDK平屋の間取り実例5選!メリット・デメリットや間取りの工夫も解説

平屋を4LDKにするデメリット

メリットの多い4LDKの平屋ですが、4LDKにするデメリットについても押さえておきましょう。

移動距離や家事動線が長くなりがち

平屋はワンフロアにすべての部屋や設備が入るため、間取りによっては移動距離や家事動線が長くなり不便を感じることがあります。

4LDKにするとさらに面積が広くなるため、間取りや家事動線を短くする工夫が必要です。

 

日当たりや風通しの確保が難しい

30~40坪と広さのある4LDKの平屋では、部屋の内部まで日当たりや風通しが悪くなることがあります。人気の高い南玄関・南リビングにした場合、平屋の物件では窓があっても日光が入りにくく、北側に配置した個室は暗く湿気がたまりがちです。

そのため、日当たりや風通しを確保しやすい家の形や間取りの工夫が必要になります。

 

個室が狭くなることもある

一般的には2階建てで検討する人が多い4LDKをワンフロアに配置するため、ある程度広い土地が必要になります。さらに土地の広さによっては、個室の面積が狭くなってしまうこともあります。

個室の数を増やすよりLDKを広くした方がよかった、結局物置部屋になってしまった、と後悔することのないよう、本当に4室必要か用途をよく考えて計画しましょう。

 

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4LDKの平屋の間取りを検討するポイント

メリット・デメリットを踏まえ、4LDKの平屋の間取りを検討する際に押さえておくべきポイントを解説します。

ライフスタイルの変化を見越して計画する

個室の用途が不明確だと、結局活用できずにLDKを広くしたほうがよかったなどと建てた後に後悔するケースもあります。土地の価格が高い立地では、固定資産税額にも影響します。

家族の増減や予想されるライフスタイルの変化を見越して、部屋数と間取りを計画することが大切です。

 

平屋の形を工夫する

平屋は2階建てと異なり構造上の制約が少なく、基本のI字型のほかL字型やコの字型など形のバリエーションが豊富です。家の形を工夫することで、立地や4LDKにするデメリットを解消できる場合もあります。

平屋の形と特徴、どんな人に向いているかをまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

水回りの位置や数も重視する

広さのある4LDKの平屋では、水回り位置や数も重要なポイントです。

家事動線を短くしたいのであれば、水回りは一ヶ所に集中させてランドリールームをつくったり、サンルームを併設したりすると利便性が高まります。

将来的に2世帯住宅や賃貸にすることを検討する場合、トイレは2ヶ所設置するのがおすすめ。水回りの配管は追加や変更に工期も費用もかかるため、新築の際にリフォームのことも考えてプランニングしておきましょう。

 

可変性の高い間取りも視野に入れる

間仕切りを利用することで、将来個室につくりかえることも可能ですが、反対に個室の壁を取り払う場合はリフォームの費用もかさみます。使わない部屋ができて後悔しないよう、家族のライフスタイルにとって本当に個室が必要か検討が必要です。

また個室の用途をよく考え、状況に応じて変更しやすい間取りも検討してみましょう。