画像はイメージ(Flicker/ Twentyfour Students )
中国では最近、反日感情に関連するさまざまな問題が頻発しています。
中国のインフルエンサーがライブ配信で、国民の恥とされる「9・18事変」を軽視し拘束される出来事がありました。
柳条湖事件を軽視したインフルエンサー
9月18日は1931年に起きた「9・18事変」と呼ばれ、日本の満州事変のきっかけとなった鉄道爆破事件「柳条湖事件」が起きた日です。
中国ではこの日を侵略の屈辱として、追悼行事が行われています。
今回「9・18事変」を侮辱したとして拘束されたのは、41万人のフォロワーを持つ江蘇省出身のインフルエンサー「娟子愛吃(食べるのが好き)」さんです。
彼女はライブ中、「9・18」を間違って「6・18」と言い間違え、大笑いしました。
笑ったことに対し、視聴者からフォロワーから「なぜ笑うの?常識がないのでは?」などの指摘が寄せられると、「学校に行ったことがない」「ニュースは見ない」と、追悼日を軽視するような発言を繰り返したのです。
また、「私は中国人ではない」というコメントも発していました。
中国メディア「極目新聞」などによれば、ライブ配信は即刻中止され、彼女のアカウントは永久に抹消されたとのこと。
警察に付き添われ、身体検査のために病院に搬送。逮捕された可能性があると伝えられています。
報道を受けてネットでは、「この発言は永遠に禁止だ」など強い批判の声が寄せられていました。
同日、日本人男児が刺殺される恐ろしい事件が発生しました。
日中の良好な関係と市民の平和が守られることを心から願うばかりです。
出典:極目新聞