宅地を選ぶ際に注意すべきこと
宅地を選ぶ場合、分譲地とは違った視点で検討することが大切です。宅地を決める際に気を付けたいポイントをご紹介します。
インフラ整備代はいくらかかるか
水道の本管が宅地から遠い場合は、インフラ整備代が高くなりがち。分譲地の場合はインフラ込みでの値段で販売されていることが多い一方、宅地の場合はライフラインの整備を自分たちで依頼しなければいけない点に注意が必要です。
昔からある宅地を購入する場合は、本管の幅にも注意が必要です。一般的に本管の幅は20㎜といわれていますが、一昔前の本管の幅は約13㎜。古い宅地では本管の幅が13㎜のままであることも多いため、本管の幅を広げる工事も必要となります。このような土地の影響で、インフラにかかる費用がかさんでしまうこともあるでしょう。
土地に接している道路の幅はどうか
宅地を購入する場合は、土地に接している道路の幅が4m以上あるかどうかを確認しましょう。万が一火事になった際に消防車が入れるよう、住宅の前の道路幅は4m以上と決められているためです。道路が4mよりも狭い場合は自分の宅地から道路を提供する必要があります。住宅として使える面積が少なくなってしまうため注意しましょう。
土地の境界がはっきりしているか
宅地は分譲地と比べて、区画がはっきりと決まっておらず、「隣人の所有者となかなか連絡がとれない」「以前畑だったため境界線がない」というケースも珍しくありません。土地の境界があいまいな場合、後々隣人とのトラブルに発展するという事態も考えられます。
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まとめ
今回は、分譲地と宅地の違いやメリット・デメリットを解説しました。分譲地・宅地それぞれの特徴を押さえ、家族の暮らしに合う住宅をつくっていきましょう!