5. 児童指導員の働き方

児童指導員の一日

児童発達支援と放課後等デイサービスの多機能型施設に勤務する児童指導員の一日の仕事の流れはおおむね次のようになります。

職員を児発担当と放デイ担当に分けることで、空いた時間を支援ミーティングやプログラムの準備などに当てる施設もあります。

児童指導員の休日

通所施設(児童発達支援や放課後等デイサービスなど)の場合、日曜は休みで土曜や祝日は開所していることが多いため、通常、休みは固定休(日曜)+シフト休(月曜〜土曜)の週休2日制となります。年末年始やお盆は休園となることが多いため、長期休暇も取りやすいと言えるでしょう。

入所施設(障害児入所施設や児童養護施設など)の場合は勤務時間、休日ともにシフト制となります。長期休暇を取得するには有給休暇を使用することになりますが、それとは別に特別休暇(リフレッシュ休暇、慶弔休暇など)を取得できるよう配慮している施設もあります。

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6. 児童指導員の給料

ジョブメドレーに掲載されている求人から児童指導員の賃金相場を算出しました。なお、残業手当など月によって支給額が変動する手当は集計対象外のため、実際に支払われる賃金はこれより多くなる可能性があります。

【全国平均】児童指導員の時給・月給・年収の相場

2023年11月時点の全国の児童指導員の時給・月給・年収の相場は次のとおりとなりました。

 

下限平均

上限平均

総平均

パート・アルバイトの時給

1,112円

1,319円

1,190円

正職員の月給

21万4,683円

27万9,595円

23万8,946円

正職員の年収*

300万5,562円

391万4,330円

334万5,244円

*年収は「月給の総平均 × 14ヶ月(ボーナスは月給の2ヶ月分)」で試算

【エリア別】児童指導員の時給・月給・年収の相場

エリア別に見ると、パート・アルバイトでは首都圏が、正職員では北関東が最も高い結果になりました。

*数値は「総平均」
*地域区分は、東北(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、北関東(茨城県、栃木県、群馬県)、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、甲信越(新潟県、山梨県、長野県)、北陸(富山県、石川県、福井県)、東海(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)、近畿(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、中国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)、四国(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)、九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)