立憲民主党の泉健太前代表(50)が24日、Xで代表退任後の近況を明かした。SP警護が終了し「東京メトロ通勤」するという。

車のドアはSPが開けていたので「何度も扉が開くのを待ってしまうことに」

代表選で敗れて間もない24日未明には「眠れない」と一言、夜空の写真を添えて投稿。同日夕方には「SP警護は昨日、終了。党代表車は今日、終了。 今夜は運転手さんの慰労会。明日からは東京メトロ通勤」と代表の座を降りたことで変わることを伝えた。「この3年間、警護のSPから『車の扉は開けないように。安全確認後にSPが開けます』と徹底されていたため、今日は、何度も扉が開くのを待ってしまうことに」と生活が一変したことを報告。

翌25日朝には、自宅で飼っているウサギの写真とともに

「SPの警護無しでの外出、外食、買物、車の運転も自転車に乗るのも3年ぶり…。なのですぐには手が出ない。早く日常に戻りたい」

と書き込んだ。

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「何か、ちょっとほろ苦い感ですね」

これらの投稿に対しては、次のようなコメントが寄せられている。

「思想信条は違えど、代表という矢面に立つ立場を務めてこられましたことに敬意を表します」
「党派は関係なく、泉議員の真摯な姿勢には感銘を受けておりました」
「立民の代表選に敗れた泉さんのポストがなんだがジワジワ」
「何か、ちょっとほろ苦い感ですね」
「火中の栗を拾ってから三年間。お疲れ様でした。期待してます」
「SPに護られる前に国民を護る政策を出すことです」

立憲の代表選は9月23日に投開票され、決選投票の末に野田佳彦元首相(67)が新代表に選ばれた。現職の泉氏党内基盤の弱さが響き、立候補に必要な推薦人20人を集めるのにも苦労していた。

代表選は野田、泉両氏以外に、枝野幸男前代表(60)、吉田晴美衆院議員(52)が立候補した。