韓国グルメの中でも認知度が抜群に高いタッカルビ。
2003年に社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『冬のソナタ』のロケは、ソウルから1時間ほどの場所にある江原道・春川という場所で行われたが、そこで親しまれてきた郷土料理のひとつがタッカルビ。
当時は“聖地巡礼”として現地を訪れる日本人も多く、その影響もあって広く知られるようになった。
そのタッカルビが有名な、現地韓国では「知らない人はいない」と言われる『ユガネタッカルビ』という店をご存じだろうか?
韓国ローカルの絶大な支持を誇るタッカルビがここに
1981年に釜山に創業し、現在は韓国全土に200以上の店舗を展開する『ユガネタッカルビ』の日本第一号店は西新宿にほど近い大久保の路地にある。
初めての場合は、まず定番のタッカルビから。秘伝の甘辛ダレに合わせた鶏肉、ジャガイモ、キャベツやトッポギをスタッフが卓上の鍋で調理してくれる。
第3次韓流ブームで火が付いたチーズに溺れる欲望の味
醤油ベースのタレで煮込んだチムタクと、定番のタッカルビをハーフ&ハーフで楽しめる「バンバンタッカルビ」。
創業者のユ家のレシピを再現した定番のほか、イイダコやチーズを加えてアレンジしたものなど9種のタッカルビを用意する。
直径30cmの特注鉄板鍋で、鶏肉をはじめ門外不出のタレで和えた具材をヘラで混ぜ合わせながら作るタッカルビは、甘さがひかえめで飽きずに食べられるのも人気の理由だ。
チーズを流しこむフォンデュタイプは、味も映え度も抜群と評判。
旨みをすべて吸い取って!
鍋に残った汁で作る〆のポックンパのために、胃袋に余裕を持たせておくのを忘れずに。
コチュジャンや鶏の旨みがたっぷり残った鍋でつくる〆は、「これこそメイン」という常連客も。
キムチや野菜などはセルフバーで取り放題。右下の水キムチは、すっきりと脂を溶かしてくれる。
本場の味を忠実に再現しつつも日本人の舌に合わせた限定メニューがあるのも楽しい。
韓国グルメ入門編として、ぜひ一度は訪れたい店だ。
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