忙しく働く東京の男女こそ、休日の時間をいかに有意義に過ごせるかが重要だ。
そこで、週末を楽しく過ごすためのイベントをPICK UP!
今回は、「芸術の秋」にぴったりなイベントをご紹介。
あなたはこの週末、何して過ごす?
□EVENT
『六本木アートナイト』
2024年9月27日(金)から29日(日)までの3日間、六本木の街を舞台に「都市とアートとミライのお祭り」をテーマにした「六本木アートナイト2024」が開催!
美術館をはじめとする文化施設や大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域に、インスタレーションやパフォーマンス、音楽、映像、トーク、デジタル作品など、約30組のアーティストによる約40のプログラムが繰り広げられる。
六本木ヒルズアリーナで披露されるアトリエ シスによる《エフェメラル コレクション》は、光と音の没入型の作品で、泡という視覚的形態を通じて儚さと無常の概念を捉える。
泡の壊れやすさは、日常の小さな部分を感謝し、その瞬間を生きる必要性を思い出させてくれだろう。色を反射する素材で構築されているので、昼と夜、異なる方法で楽しめるのも魅力だ。
王睘 土竟(荒内佑+千葉広樹)による《王睘 土竟》は、六本木ヒルズアリーナ周辺にマイクを立てて漠然と聞こえていた音を一度解体。その音を素材にミュージックコンクレートからヒップホップに連なる、環境音を用いたサンプリングミュージックを披露する。
六本木全域でさまざまに繰り広げられるアートの祭典を楽しんで!
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◆概要
開催日程:2024年9月29(日)まで
開催場所:六本木各所
□EVENT
『ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ』
六本木ヒルズのエントランスにある蜘蛛のモニュメントで知られる、ルイーズ・ブルジョワの個展が、日本で27年ぶりに開催される!
70年にわたるキャリアの中で、インスタレーション、彫刻、ドローイング、絵画など、さまざまなメディアを用いながら、男性と女性、受動と能動、具象と抽象、意識と無意識といった二項対立に潜む緊張関係を探求。
そして、対極にあるこれらの概念を比類なき造形力によって作品の中に共存させてきた。
ブルジョワの芸術は、主に自身が幼少期に経験した、複雑で、ときにトラウマ的な出来事をインスピレーションの源としている。
自らを逆境を生き抜いた「サバイバー」だと考えていたルイーズ・ブルジョワ。生きることへの強い意志を表現するその作品群は、戦争や自然災害、病気など、人類が直面する、ときに「地獄」のような苦しみを克服するヒントを与えてくれることだろう。
>>『ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ』の詳細はこちらをクリック
◆概要
開催日時:2025年1月19日(日)まで
開催場所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー 53F)
□MOVIE
『憐れみの3章』
アカデミー賞®4部門を受賞し、話題となった『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、愛と支配をめぐる3つの物語で構成される映画。
選択肢を奪われながらも自分の人生を取り戻そうと奮闘する男。海難事故から生還したものの別人のようになってしまった妻に、恐怖心を抱く警察官。奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女。
彼らが繰り広げる3つの奇想天外な物語を、ダークかつスタイリッシュでユーモラスに描き出す。
キャストはエマ・ストーンのほか、『哀れなるものたち』に出演したウィレム・デフォーやマーガレット・クアリーも出演。3つの物語の中で同じキャストがそれぞれ異なる役柄を演じている。
この秋、話題になること間違いなしの作品だ。
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◆概要
全国にて公開中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン