愛犬と飼い主が一緒にくつろげる「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」

秋は愛犬とのお出かけが楽しい季節。標高が高く、ひと足早く涼しくなる箱根は、近年、ペットフレンドリーなカフェやショップも増えており、愛犬と過ごせる旅先として大注目。今回は、愛犬のタンタンと一緒に泊まれる「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」を訪れた。日本でも有数の温泉地・強羅(ごうら)にある高級リゾートホテルで、密かに人気の「ドッグフレンドリールーム」に宿泊。ペットと泊まれる宿泊施設が増えるなか、愛犬家のリピーターが増え続ける理由に迫る。

専任のドッグアテンダントさんに、愛犬もメロメロ


豆柴(のはずが9kg超えの)タンタン(雄)。初めての箱根に緊張気味

残暑が続く東京を脱出し、都心から車で約1時間半。標高600m超えの高台に位置する「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」は、平均気温が東京より3~4℃低く、降り立った瞬間から一気に過ごしやすく感じる。


ホテルのエントランスで迎えてくれた、専任のドッグアテンダント・八谷さん

6室の「ドッグフレンドリールーム」があるドッグ専用フロアへは、一般の客室フロアとは別の経路が用意されており、エントランスでドッグアテンダント・八谷さんにタンタンをお預け。飼い主がフロントでチェックインを済ませる間に、愛犬はケアルームでグルーミングのサービスが受けられる。


自身も毎日、愛犬とともに出勤するという八谷さんは、終始ドッグファーストでサポートしてくださり、タンタンもすっかり懐いたよう

ドッグフレンドリーな客室とはいえ、希望する宿泊者は、部屋へ入る前に(柴犬はとくに膨大な毛が抜けるので)ブラッシングや、爪切り、肛門腺絞り、イヤークリーニングなどのケアを受けられるのは、とてもありがたい。


グルーミングのサービスを受け、ドッグ専用フロアへ

「デラックスツイン&ドッグフレンドリールーム」5室と「プレミアムツイン&ドッグフレンドリールーム」1室のあるフロアはドッグ専用なので、ケージで運んだり抱っこの必要もなく、飼い主・愛犬 ともに快適。

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一流ホテルのドッグファーストな客室


今回宿泊した「デラックスツイン&ドッグフレンドリールーム」

73m²ある広々とした客室。(写真の)手前側には中庭を望む家具付きのバルコニーと、ケージスペースがあり、大きな窓からたっぷり光が差し込む、開放感のある空間。

愛犬の足腰に負担がかからぬよう、床は滑りにくく、傷にも強いタイルが採用されており、たとえ走り回っても安心! 

〈左〉客室の入り口横にある犬専用のシャワールーム。雨の日やお散歩帰りでもここで足を洗えるのが便利。〈右〉純植物性のドッグ用シャンプーやトイレシート、ウェットティッシュなどドッグ専用のアメニティも完備。ウェルカムメッセージとともにクッキーも

〈左〉ソファでくつろぎつつポージング。〈右〉中庭に面したバルコニーと、ケージスペース

飼い主とゆったり寛げる大きなソファは、座り心地のよいビニールレザー製。ペット同伴okの宿でも、ソファに愛犬を乗せるときは「備え付けのバスタオルを敷いて」または「ウェア着用の場合に限る」など条件付きの場合も多いため、こうして自由に愛犬が過ごせる空間は貴重。

また、中庭に面した広いケージスペースは、プライベート空間がしっかり保たれているので、愛犬も気兼ねなく過ごせるはず。


施設内から見られる、箱根山のパノラマビュー

夕食まで時間があるので、施設内外をお散歩。日本屈指の高級温泉地・強羅エリアの中でも「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」は高地に位置するため、箱根の山々をパノラマに見渡すことができ、四季の魅力を存分に味わえる。もちろん外出時に愛犬をドッグアテンダントさんに預かってもらうことも可能だ(無料※チェックイン前、アウト後は1時間550円)。

中庭にあるテラス席は、愛犬同伴で利用可能

15:00~17:00の間は、緑に囲まれた中庭のテラス席で、季節のモクテルやアルコールなどからセレクトできるウェルカムドリンクを。自然を感じながらのティータイムだ。