本当に薬の効きが良くなっていた!



無理な食事量の制限をおこなわずに質だけを見直し、生活を改めたところ、ダイエットにありがちな便秘に見舞われず、むしろ排便が促されて、おなかはスッキリしていきました。3カ月で10kg減り、体脂肪率も4%落ちたのです。

ダイエットを始めて半年ほどたったある日、頭痛を感じ、いつも通り病院で処方された薬を服用しようと思ったものの、切らしていることに気付きました。仕方なく、家にあったアスピリン配合の鎮静薬を2錠飲んでみたところ、しっかり効いているではありませんか。かなりの驚きでした。

小学校の理科でも習いますが、人は食べ物を口にすると、胃で消化され、小腸に送られて栄養分と水分のみが吸収され、残りカスはすべて大腸を通って排出されます。この無駄のない流れこそ、ダイエットの最重要ポイントなのだそうです。ただこの一連の行程は、腸内環境が整っていればこそです。

薬もまた同じだそうです。腸内環境が整っていればこそ、成分がきちんと吸収され、効果を発揮してくれます。腸内が乱れていると、いくら薬を飲んでも効果を得られないのは当たり前なのです。

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まとめ

ダイエットの食事法を勉強するまで、腸内環境に興味を持ったことすらありませんでした。いかに、栄養バランスに欠けた食事内容や、悪い生活習慣が体に悪影響を与えていたことか。肥満になるということだけではなく、薬の効きまで悪くしていたのです。

食事を整え、生活習慣を見直したことで、腸内環境は整いました。腸内環境の改善は、ダイエットにつながり、飲んだ薬の効果も適正に発揮されるということが身をもってわかったのです。どんどん強い薬へ移行し、いつか効く薬がなくなってしまうのではという不安からも解放してくれました。これからも良い腸内環境を保っていけるよう、気を付けて生活していこうと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/黒田あいみ先生(Zetith Beauty Clinic 医師/東京美容外科沖縄院院長)
美容外科、美容皮膚科、予防医学(栄養療法)、アンチエイジング専門医。Zetith Beauty Clinic 、東京美容外科沖縄院にて勤務。トライアスロン日本代表の経歴を持ち、⾃分がアスリートであることも⽣かしつつ、美と健康のスペシャリストとして「中からと外からの美と健康」を信念に、外から(美容医療)だけでなく、中から(分子栄養学、予防医学)の美と健康の権威として多くの文化人、芸能人、アスリートからの信頼も厚い。著書に、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された「アスリート医師が教える最強のアンチエイジング」(文藝春秋社)がある。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/竹みか
40代。1男1女の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンだったが一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!