2.インゲンとザーサイの和えもの


インゲンはシワシワになるくらい揚げる。バジルの葉も揚げる。油の量は少なめで。


熱いうちにザーサイと醤油を加えて和える。壊れやすいバジルの葉は最後に。

〈材料〉2〜3人分

インゲン…2袋(30本) 
ザーサイ…50g 
揚げ油…適量 
バジルの葉…8枚 
醤油…小さじ1
〈作り方〉
1.インゲンはヘタを切る。ザーサイは水につけて30分ほど塩抜きをし、水気を拭いて粗めのみじん切りにする。

2.フライパンに揚げ油を中温に熱し、インゲンを加えて素揚げにする。油をしっかりきってペーパーで軽くおさえる。 バジルの葉も素揚げにする。

3.ボウルに素揚げにしたインゲン、ザーサイ、醤油を加えて全体を混ぜ合わせ、バジルの葉も加えて和える。

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3.揚げサツマイモの練乳がけ


02と一緒に作るときは、サツマイモから揚げる。ゆっくり揚げると甘味が増す。


粗塩は熱々のサツマイモにふると馴染みが良くなる。塩が甘味を引き立てる。

〈材料〉2〜3人分

サツマイモ…大1本 
揚げ油…適量 
粗塩…適量 
コンデンスミルク…大さじ1〜好みの量 
粗挽き唐辛子…適量
〈作り方〉
1.サツマイモは長さを3等分に切り、縦3等分、さらに縦3等分し、スティック状に切ったら水にさらす。水気をきり、ペーパーでしっかり拭く。

2.フライパンに揚げ油を低温に熱し、サツマイモを入れて火が通るまでゆっくり揚げる。油をきり、熱いうちに粗塩をふる。

3.器に盛り、コンデンスミルクをかけ、粗挽き唐辛子を好みの量ふる。


餃子の皮の材料は強力粉と水のみ。酢に白胡椒を挽いたシンプルなつけダレと相性よし。

渡辺有子先生

わたなべ・ゆうこ/東京都生まれ。料理家。スタジオ「FOOD FOR THOUGHT」にて、料理教室や食にまつわるイベントを開催。東京・代々木上原と西荻窪で、同名の器店をディレクション。作家ものの器や食まわりの商品を扱う。『料理と私』(晶文社)、『渡辺有子の家庭料理』(主婦と生活社)など著書多数。旬の素材を生かしたシンプルでおいしい料理に定評があり、いつまでも初心者気分でいつづける生徒・吉田直子にも、懇切丁寧に料理を教える。

吉田直子生徒

よしだ・なおこ/東京都生まれ。ライター。冠婚葬祭で使う小物とジュエリーのブランド〈シュオ〉のディレクター、ファッションブランドのプレスを務めるなど、フレキシブルに働く1 児の母。2019年、絵本『こっぷんとかっぷん』(絵・よこやまかんた/若芽舎)を刊行。2020年には蒼井優の著書『今日もかき氷【進化版】』(マガジンハウス)の編集を手がける。渡辺有子の料理教室で毎月記事をまとめているが、いまだに作るよりも食べることを好む。

photo : Wakana Baba text : Naoko Yoshida