【医師監修】セルライトができる原因とは?減らす方法を解説【医師監修】

腕やお尻、太ももに現れるぼこぼこしたセルライト。「ダイエットしても落ちない、見た目が悪いし、なんとか消せないものかしら」と思っている女性は多いのでは。そこでセルライトとは何なのか、できる原因や、セルライトを除去する方法をご紹介します。

監修者プロフィール:小松磨史さん(みずほクリニック院長)

こまつ・きよし 1994年札幌医科大学を卒業後、札幌医科大学・形成外科に入局。その後、米国フロリダ・モフィット国立癌センターや北海道砂川市立病院・形成外科、大手美容外科にて院長を歴任、2014年東京・池袋にみずほクリニックを開院。アンチエイジング、美肌のレーザー治療から二重、鼻整形や豊胸、脂肪吸引など美容外科手術など、カウンセリングから診療、アフターフォローまで丁寧に対応している。

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そもそもセルライトって何?

セルライトは、お腹や太もも、お尻などに見られるデコボコした肌の状態のことをいいます。これは、1960年代に美容業界で生まれた言葉で、オレンジの皮のような見た目から、英語では「オレンジピールスキン」と呼ばれています。

セルライトの正体は、大きくなり過ぎた皮下脂肪。厳密にいうと、脂肪細胞が皮膚の真皮にある線維芽細胞を押し上げてできたものです。線維芽細胞とは、コラーゲンをつくり出し、肌にハリと弾力をもたらすための細胞。線維芽細胞の働きが低下すると、肌の老化を促進するともいわれています。